あなたは何者?

一昨日の夕食の時に、女房と話をしていたんですけど、
職場で子育ての話をしていて、同僚の息子さんの頭に

円形脱毛症ができているみたいなんです。

で、何歳かというと10歳で小学校4年生。

学校で、自分のことを
「俺は、頭がおかしいからこういうことを言ってもいいんだよ。」と。

俺は、、、、

私は、、、

これは、人間心理で最も強力な概念です。

これを間違って使うと、飛行機でビルに突っ込んでいったり
人を殺してしまったりもしてしまうほど、強力なんです。

じゃあ、それは何?ということですよね?

答えは、

アイデンティティ

つまり、自分の事をどう定義付けしているか。

ここで、ちょっと自分の過去を話そうと思います。

俺は昔、よく両親から
「お前はぶきっちょだなぁ。」って言われていました。

だからもう、小学校高学年になった時には、自分は不器用なんだっていう
アイデンティティバージョン3、2がインストールされていました。

それから30年経っても、未だに俺は不器用だとい風に思っています。

アンインストールできないんです。
(今では人に鍼を打っていますけど。。)

で、話を戻すと
小学校4年の男の子は
昔、親に怒られた時に「お前は頭がおかしいんじゃないの!!」って
言われたようなんです。

俺の想像ですが、多分それは一回だけではないんだと思いますが。。

それが、知らず識らずのうちに蓄積されて
彼のアイデンティティになってしまったんだと思います。

人は、自分の事をどう思っているかで
すべての行動を決めてしまいます。

前にもこのブログで書いたことがありますが、
高校時代のバレー部の仲間で今はイタリアンの料理人をやっている奴は
自分の事を、

本物のイタリアの料理人

っていうアイデンティティを持っているんだと思います。
なぜかというと、そうでない奴が、イタリア語を学んで仕事を辞めて
何ヶ月も一人でイタリアに行かないからです。

これは、マイナスのアイデンティティにも関係します。

自分の事を日本人だから、母親だから、普通の、とか、
気づいたら勝手にアイデンティティが形成されているんです。

ジェームスは、このアイデンティティは自分の勝手だと言っています。

別に誰の許可を取らなくても良いと。
自分で自分の事を定義すれば良いんです。

それができたら、その名前に相応しいように行動していくので。

今日の事をまとめると

人はどう自分の事を定義づけしているかで行動が変わってしまうということです。
そして、それは意識的に作られていないことが多い。
今日から自分の事をどう定義付けするかぜひ考えてみましょう!
という事です。

では、今日も1日頑張りましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です