テクニックの活かし方

「認知症の人には、間違ったケアをすることによって、BPSDに悪い影響が出ることがあるので
関わり方を気をつけることが重要です。」

「今、イギリスなどで中心的な考え方になっているのは、パーソン・センタード・ケア
です。つまり、認知症の人を中心としたケアをしていくことが重要だということです。」

「その中には、その人の今までの経験や生活様式などの延長でケアを考えるということです。」

 

昨日は、関わらせていただいているいずみケア株式会社での月に1度の合同勉強会がありました。

その中では、各店舗で勉強会などに参加した職員が、他の職員に対して伝達講習を行ったり
前田社長が自ら講義をしてくれる場所です。

昨日は、南足柄市の店舗の管理者と小田原店のヘルパーさんが認知症についての伝達講習をしてくれました。
その後は、前田社長の肩関節についての講義。

肩関節については、俺は学生時代にも解剖学で学んだんですが、前田社長の講義はIMG_0001

いつもですが、一言で言うと深い。

どういうことかというと、これはいつもワイルドサイドを歩こうよ
の島田さんに言われ続けたことですが、その本質は何かということ。

島田さんと前田社長の共通点は、本質は何かを問う力がずば抜けてあるということ。

俺はというと、島田さんと前田社長の元で学ばせていただいて最近では
少しはできるようになってきたと思うんです。

今日は、ちょっとその方法をお伝えしたいと思いますが
これは、子供なんかが得意ですよ。

じゃあ、具体的にどうすればいいのか?
それは、好奇心の力を働かせればいいのです。

つまり、遊び心とでも言えますかね?

世の中のほとんどの人は1段階しか掘り下げないです。

例えば、昨日の前田社長の講義の中で、肩関節や股関節の関節包の中は常に陰圧で
注射器で吸い取っている状態ですと言われました。

これだけでも、おー!!そうなんだ!!って思いますよね?

ただ、俺の中では、なんで陰圧になるんだろう?っていう好奇心が出てくるんです。
これで2段階掘り下げられますよね?

これは、生活の様々な場面で使えることで、何か情報発信をしている人は
ヘッドラインに持って来れば、読んでもらえる文章が書けるようになります。

そうすることで、さらに自分の知識も高まるし物事を違う切り口から伝えることができます。
常に不思議を探せということですね。

それと重要なのは、本当にそうなのか?というように真実を常に問うことが生きていく上で
重要なんじゃないかなと、改めて感じた夜の講義でした。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です