目的を持ってやらないと人生を無駄にする

昨日は朝から小田原は土砂降りで
9時から13時までのサッカーの練習が中止との連絡が
女房のLINEに入ったのですが、

それからしばらく経つと
空は晴れてきました。
案の定息子は「こんなに晴れになってきたのに練習がないなんて、休みが無駄になっちまうよ。」
なんてぼやいていました。

10時くらいになった時ですかね、また女房のLINEに12時から15時まで
練習を行いますと連絡がありました。

息子は、ものすごく喜んでいて、ちょっと早いお昼のおにぎりを3つ食べ
いざ、グラウンドへ。

小雨がパラパラ降っていたのですが、練習は続行。

グランドを1周みんなで走り、それが終わると子供達は
円になって、スタティックストレッチ。

それはやっちゃダメだろ?と以前から思っていますが
コーチではないので、口は出さずにいました。

そのスタティックストレッチがダメな理由は
近代スポーツ科学からの点で見ても明らかです。

というのも論文にも、健常な20人を対象に、スタティックストレッチを行った結果
有意な垂直跳びの低下が見られたとの測定結果が出ている点から見ても、これから運動する前にスタティックストレッチをする事は、わざわざパフォーマンスを低下させるための
目的以外のなんでもないのです。

そして、次に個人個人でのリフティング練習。
この目的は??
そして、この場所でリフティングをやる意味が俺にはちょっと理解ができなかったのです。
というのも、リフティングは家でそもそもできるよね?
という理由です。
そして、極論1人でもできるのです。

じゃあ、小雨が降っている中で、せっかく仲間がいるのにも関わらずに
やる目的はなんなのか?
逆にチームの仲間が集まっているのだから、そこでしかできない練習を組み込んだほうが
全然、効率が良いのではないでしょうか?
どのくらいのスピードでパスを出せば、あいつは追いつけるのか?
どういう動きの癖があるのか?
あの仲間はこういう事が得意なんだとか?
そっちにフォーカスをしたほうが何倍も効果があると思うんですよ。

最後に、子供の成長の点から見て
生理学的に見ても、12歳まではものすごく神経系の発達にとってみて
大切な時期になっています。
というのも、生まれた直後から急激に成長して、6歳までに成人の90%を獲得するとの
論文が出ています。

なので、積極的に子供の時期は神経系にアプローチをさせる
コーディネーショントレーニグを取り入れなければいけない時期なのです。
それを伝えられる大人が少ないし、勉強不足だという事です。

幸い、うちの息子は五十嵐先生に会えたから神経系の発達は辛うじて
成長できたかなと思っています。

要するに、目的を持ってトレーニングするべきだし、その前に
何を根拠としてそれをやるのかを明確にしなければならないんじゃないかと
言いたいだけです。

では、今日も楽しんでいきましょう。

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