「何やってるんだよ!!」
「全く、あいつは使えねーなー!!」
「本当にやる気があんのかよ!!」
こんな、言葉を浴びせられてあなたはやる気が上がるでしょうか?
いやいや、やる気も何も、当然でしょ?って思われるかもしれません。
できない奴の尻拭いは全部責任者に降ってくるから痛罵してもいいんじゃないかと。
まあ、こんな事をやっているとお互いに口角泡を飛ばす事になるのですが。
表面上だけ見ているのなら、痛罵してもしょうがないと思いますが、そもそもその人の事を通暁しているのでしょうか?
もし、内面を通暁していなければ、あなたの信頼残高は、限りなくマイナスに近くなってしまうかもしれません。
いや、一気にマイナスになる事も考えられます。
で、そうならないためには、デールカーネギーは人を動かすためには、
批判も、批難もしない。苦情も言わない。
と言っています。
さらに、
素直で誠実な評価を与える
とも言っています。
これは、どういうことかというと、批判や非難をした所で相手をあなたの思い通りに動かすことが長期的にはできないと言うことです。
仮に、凶器で脅したとしたら、その場はあなたの指示で動くかもしれませんが、心から納得して良い感情を持って
行動しているわけではありません。
次に、素直で誠実な評価を与える際のポイントです。
これを掘り下げていくと、お世辞と感嘆に分けることができます。
前者は真実ではなく、後者は真実を語っていると言うことです。
アメリカの思想家 エマーソンはこう言っています。
どんな言葉を用いたとしても、本心は偽ることが出来無い
と。
これは、とても上手く表現しているなと思います。
言い換えると、心の中で思っていることが、そのまま出るということです。
つまり、あなたの一貫性はどんな言葉を使ったとしても保たれると言うことです。
例えば、本気で応援しています。といくら言ったとしても、相手は一瞬であなたが本気で応援しているか
は、見抜いてしまうということです。
こう考えると、人間の感受性ってすごいなーって思いませんか?
なので、逆に言うと一貫性の武器を身に付ける事ができたら、とても強い武器を手に入れた事になるのです。
さらに、その武器は自分自身の行動の一貫性にも使える事ができます。
この一貫性を使うとどうなるのかというと、自分自身に嘘をつかなくなるという事です。
でも、この一貫性の武器を身に付ける事ってそう簡単にはいかないんですが。
もし、あなたが、この一生使える武器を手に入れたいのならこちらがいいと思いますよ。
追伸:昨日も大切な仲間から電話があり、7月に参加しようと思っていますとの連絡がありました。
新しい仲間が増える事はめちゃくちゃ楽しみですね!
人間の感受性って本当にすごいですよね。リハビリで色々な方と関わり合うとすごく感じます。
好かれるセラピストやスタッフの共通項が偽らない事なのかなと感じます。良い、悪いだけでなく、相手からのアクションに素直なフィードバックが出来るか否か。これについては、以前湯川さんもおっしゃっていた聴くこと。これに医療従事者は観ることをプラス出来る人は、その程度に問わず出来ない人よりもラポールが気付きやすく感じます。