昨日は、息子の瑠伽の小学校最後のサッカーの試合だったんです。
そして、俺にとっても小学校最後の送迎の仕事で、地元の小学校に7時30分に集合
で、小田原市内の小学校へ7時56分に着きました。
車を停めて子供達のところに向かう途中に
電話の着信が。
女房も別の車で応援に来るので女房からの電話だと思ったら
違いました。
電話の相手は昨年10月24日まで、俺が訪問治療に行っていた患者さんの奥さんでした。
というのも、肺炎と心不全になってその日から入院されていて、退院後は自宅に帰ってこないで、施設に入所されていてそれから連絡がありませんでした。
今日13日でマスクも解禁になりますので(実はずっと日本は自己判断でした)連絡を入れようと思った矢先でした。
「湯川さん?朝早くすみませんね。 実は昨日主人が亡くなったのよ。湯川さんには
とても長くお世話になっていて、主人も湯川さんに会いたいと言っていたので、今なら
家に戻ってきて顔を見れるからと思って電話させていただいたのよ。」
「今日は、息子の小学校最後の試合で近くの小学校に来ていますので、試合の合間に
会いに行きます。」
家に行くと玄関の外で息子さんが椅子に座っていました。
「湯川さん、お忙しい所ありがとうございます。父にお焼香をあげてやってください。」
玄関を入ると、そこには綺麗な顔をした患者さんが眠っていました。
本当に、綺麗な顔をしていたんです。
息子さんが「父に語りかけてあげてください。」
と言ってくれたので、8年ほど関わらせていただいていた時の思い出を話しかけさせてもらいました。
しばらく、息子さんと話していて
湯川さんと会えて父は本当に嬉しかったと思います。
と。
その言葉をもらえて、しかも家族以外で真っ先に連絡をもらえて
こうやって顔を見させていただいて嬉しかったです。
訪問治療をさせてもらっている時には分からないですよね。
もっと、先に自分がやっていることが良かったのか、悪かったのか?
ずっと先にわかることなんだと。
出会えて、本当に良かったです。
ありがとうございます。
今まで不自由だった右手と右足は自由に動かせるようになりましたね!
大好きだった釣りや山登り、電車の旅を沢山してください。
本当にありがとうござました。
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