帰納法的それとも演繹?

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「理学療法士はいますか?」

「ちなみに作業療法士は?」

「どのくらいの時間関わってくれるのですか」

これは、お手伝いをさせていただいている機能訓練特化型のデイサービスで
電話に出た時のケアマネージャーの女性の人からの質問です。

ずっと前から思っていたんですが、こう言った質問をする人は
本質をつかめていないと思うんです。

なぜなら、得たい結果は自分の担当しているご利用者さんの機能改善ですよね?

だとしたら、俺が質問するのでしたら、こう言います。
「こう言った方を担当しているのですが、今まで改善されたケースはありますか?」
と。

というのは、この女性のケアマネージャーは帰納法的な考えでいるのではないでしょうか?

逆に演繹法で定義するのなら、この質問は間違いだということがはっきりとわかるににと思うんですが。

つまり、理学療法士がいたら改善すると言った論理展開だとしたら
逆は改善するには理学療法士という式が成り立つわけですよね?

これに対して必ずしも真でなければ、それは間違いだということです。

もう、あまりにも、こういった事をするケアマネが多いので、びっくりですよ。
ただ、自分に依頼してきてくれるケアマネさんは、絶対に言わないですよ。

理由もしっかりあって、「〜なので、お願いできますか?」と
その患者さんが抱えている問題をしっかりと認識しています。

つまり、演繹的な考えをしている人が多いという事です。

この考え方はとても大切で、今年の初めに両国でライティングのセミナーに行った時

当たり前をどれだけ疑れるか?

という事を言われたのです。

要するに、自分の頭でしっかりと考えて物事を判断していますか?という事です。

今はネット社会で、必要な情報は簡単に手に入る時代です。
だから、自分の頭で考える事はほとんどない時代ですよね。

これからの時代はますますコンピューターに支配されていきます。
ですので、こういった頭で考える事がどれだけできるかが、逆に人間として重要なことに
なってくるのかと。

あなたの意見はどうですか?

テレビや周りの情報に何も違和感を持たないでいるタイプでしょうか?

それともちょっと待てよと、自分自身でしっかりと調べてから演繹的に導き出す方でしょうか?

何れにしても、今後AIは加速度的に発達していきます。

もうローソンではレジは完全にコンピューターに移行する予定です。

そうなったら、人間の価値って何でしょうかね?

本気で考えなければならない時代になってきたのではないでしょうか?

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