洗濯物と明確さ

「ひよ、雨が降って来たから、洗濯物中に取り込んでおいて。」

「・・・・わかった。」

仕事で次の患者さんの家に
向かっている途中にポツポツと雨が降って来たので
電話を自宅にかけたんです。

それから息子を実家に迎えに行って
家に帰って、娘がコタツに入って、学校の宿題をやっていたので

「洗濯物ありがとなー。」
と伝えると、、、

「雨降ってなかったから、しまってないから。」
と娘の返事。

怒るのは精神病だとわかっていながら

「なんなのために電話してんだと思ってるんだよ!
雨降って来てるじゃねーかよ!雨がその時降ってなかっとしても
夜の6時で真っ暗な中に洗濯物を干している所があるか!?」
と怒りました。

「どうせ、YouTube見てて動くのが嫌だったから
二階に行かなかったんだろ!?」
そう言うと、図星だったようで、何も言い返さず。

それから、娘の洗濯物は自分で全部やらすようにしました。
なぜなら、朝6時にベランダへ出て、かじかむ手で毎日
干しているこっちの事がわかっていなかったからです。

綺麗に洗濯されていて
畳まれているのが、当たり前だという事だと思っているからです。

でも、明確に指示を出さなかった俺もいけないんだと。

指示としては、
雨が降って来たから取り込んでおいて
と伝えました。

取り込んでおく理由は雨が降って来たからであって
降ってなかったら取り込まなくて良いと言う理解は間違っていない。

もし、取り込んでおいてもらうなら
別の理由が必要だったと。

こうやって、人は自分の中だけで明確になっていると
思い込んでいる節がありませんか?

自分が思っていれば、それは間違いなく相手に伝わっていると
思い込んでいます。

そこから齟齬が出て来ます。

だから、自分が思っている結果を相手に
望むためには、明確に結果を提示するようにしなくては
ならないのです。

これは相手だけでなく
自分自身に対してもどういった結果を人生において
得たいのか?
それを明確にしなければなりませんが
ほとんどの人は避けたい結果しか明確にしていないので
どうしたら満足なのかもわかっていないで過ごしている人が多いです。

あなたはどんな結果を得たいですか?

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