無力だし常にトライアンドエラー

昨日は、担当している患者さん主治医の先生と
食事に行きました。

手紙や電話のやりとりはもう長くしていたのですが

実際に会って話すのは初めてでした。

色々と今に至るまでの事をお互いに話して
今の自分の治療に対する思いを先生に伝えました。

それはどんなことかというと

よくする事ができていなくて価値を与えられているのか?

という事です。

実際、私が担当させていただいている患者さんは
不可逆的な疾患を持っている方がほとんどです。

なので、完治する事はほとんどありません。
そんな中、本当にいいんだろうか?という気持ちが
最近さらに大きくなってきているという事を
伝えました。

すると、先生は

「年齢を重ねていけば誰でも例外なく衰えていくじゃないですか?
 でも、状態を維持できているっていうだけで、すごい事なんじゃないですか?」

と。

さらに、先生はこうも言っていました。

「僕なんか東日本大震災の時のように、薬がなければ
 全くの無力ですから。
 逆に湯川さんの方が、すごいと思います。
 鍼灸で直接患者さんを助けてあげれる事ができるじゃないですか。」

まさか、現役のドクターから
そんな言葉を聞くとは思っていませんでしたから。

多忙な中、向き合って話していただいた先生に
本当に感謝しております。

帰りに、「また食事に行きましょう。」
と仰っていただきました。

自分の安心領域の外の行動の結果
またひとつ成長できた1日になりました。

追伸:さっき患者さんの家に向かう途中
自宅の方角から煙が見えていて、何台も消防車が急行していて
   焦って自宅に電話をしたら、娘が出て無事だったので
   安心しました。

   その現場は家から歩いて2分ほどのところで
   自宅に帰るまで、何度も迂回しなければなりませんでしたよ

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