最近特に興味深いものがあります。
それは、
IPS細胞を使った治療です。
つい先日もパーキンソン病の治療についにIPS細胞を使った臨床実験が
始まったとニュースでやっていました。
高齢化社会になって、パーキンソン病というものの認識も多くなってきたと思いますが、まだまだ認知度は低いと思います。
一昨年、中学校でパーキンソン病についての講義をしましたが
子供になるとまだまだ、さらに認知度は低下してきます。
今現在パーキンソン病に対する治療は服薬コントロールが主でしたが
これからは、臨床実験がうまくいく事により
不治の病ではなくなってくる可能性が大いに期待できます。
さらに、今多い脳卒中の患者さんにも明るい希望になるのではないかと
思っています。
昨日も左麻痺の患者さんの治療をしながら、
「あと5年もすればこの左手が動くようになってくると思いますよ。」
「だから、今のうちに旦那さんと旅行のプランを考えておいたほうがいいですよ。」
そう伝えると、とても嬉しそうに笑っていました。
そして、今朝も私が関わらせていただいている患者さんも
「先生、今朝ラジオで脊髄損傷の人のIPS細胞の治療が来年から始まるって
言ってたわよ。」
そう、興奮気味に仰っておりました。
脊髄損傷の治療がうまく行けば、それと近い症状も治る可能性が
十分にあるという事です。
今は、車椅子でも5年後には自分の足で歩くことができるようになっている
可能性がとても高くなってくるからです。
患者さんもそうですけど
私たちは、自分自身の未来のストーリーについてワクワクしているんです。
だから、このストーリーの力を学ぶ必要があるし
それは、人間関係があるのならなおさらmustだと思っています。
あなたは自分自身のこれからのストーリーはどのように
描いているでしょうか?
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