違っていい

私たち日本人は、民族的に他人と違うことを
嫌う傾向にあると思いませんか?

もっと言うと人と同じと言うことに
安心感を得ているのです。

じゃあなぜ、人と同じことでに安心するのでしょうか?

それは集団心理が働いているからです。
遡っていくと昔、我々はいかに危険から身を守って
生き抜くことが大切でした。

なので、自分の味方なのか敵なのかを判断する必要があったのです。
もし、敵なのに受け入れてしまったら、自分の民族は滅ぼされてしまうからです。

つまり、自分がどこに所属しているかをはっきりさせることが重要だったのです。

それが、人と同じであることの本能的な欲求です。

これをはっきりさせることで生き抜く確率をあげていくのです。
でも、現代は人と同じであることで生き抜いていけると言う
保証はありません。

コモディティの死です。

同じであればあるほど、区別がつきにくくて
埋もれてしまうからです。

なので、今の時代特にビジネスにおいては
何が他とは違うのか?
これを徹底的に追求することが逆に生き残る確率を
上げていくんだと思います。

加えて言うと
俗に言うターゲティングとは、どこの所属の人とラポールを築くのか?
これを言っているんだと俺は思っています。

同じ所属にいれば、とりあえず話は聞いてもらうことができるようになるからです。

なので、あなたが何かビジネスをやっているのであれば
どこに所属しているものなのか?
お客さんが所属している所はどこなのか?
ここを先ずははっきりと決めなければ、そもそも見向きもしてもらえない
のです。

あ、この所属とはどこの団体とか言う意味ではなくて
どんな主張を持っているのか?
これが本質です。

同じ鍼灸師会に所属していても
西洋医学を主体としている人もいるし、東洋医学的治療をしないやつはは
鍼灸師じゃないと言う人もいるから、あくまでも
どう言う考えを持っているか?
これを前面に出すことで
仲間と思ってもらえる確率が格段に上がるのと同時に
はっきりと敵とみなされることも多くなると思います。

今日は、所属について話しました。
自分の主張をしっかり持つことで、あなたの話を聞いてもらえる確率が
上がると思います。

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