ウルトラマンでやってはいけない方法

土曜日に前にパチンコ屋さんがあったところで
ウルトラマンショーがあるみたいだけど、行ける?
と、母親から電話がありました。

ちょうど仕事だったので、詳しくは聞かなかったのですが
どうも、新しくパチンコ屋の開店のための催し物みたいでした。

もちろん、ウルトラマンマニアの小学校1年生の息子は
「別に行かなくてもいいよ〜。」
と言いながらも、本当はものすごくいきたいオーラが全開。

ちょうど、用事があったので、少しの時間ならと思い行ってみると、

予想した通りの人の少なさ。
子供も、まだ3歳くらいの男の子と保育園に通っているくらいの
子が4人ほど。

うちの息子が一番年上といった感じで、周りには
新規開店のパチンコ屋さんのスタッフが20名ほど
赤と黒のユニフォームを着て待っていました。

そのうち、スリーピースを着ていた店長っぽい男性が
ノリノリで、ウルトラマンの登場に合わせて
合いの手を全力で入れるといった感じのステージでした。

そんなステージでしたが、相変わらず息子はバルタン星人が出てくると
後ろに後ずさり。。

最後に、ウルトラマンと写真と握手ができる特典?がついていましたが
結局、何のためにこの催し物をやったのか
マーケターとしては理解ができないといった事が起こりました。

予想では、写真が終わった後に新規開店の会員登録があったりとか
あると思ったのですが、それもなし。

そのステージの隣では、メンチカツを40円で売っていましたが、そこでも
リストを取るでもなく、ただ売っているといった感じ。

そもそも、なぜウルトラマンにしようとしたのか?
そこから、どうやってリストを取るのか?
導線を作っていない。
つまり、仕組みができていないのです。

しかも、ターゲットは誰なのか?
パチンコをやりそうなターゲットは誰なのかを考えると
セグメントが間違っていると俺は思う。

なぜなら、ウルトラマン好きの父親は大体子供が幼稚園児くらいです。
その頃の父親は共働きが多く、実際に給料もそんなに多くないと。
それよりも、定年したばかりのお父さんをターゲットにした方が
よっぽど、来店に促せると思います。

じゃあ、そのお父さんの悩みや楽しみに思っている事をオファーして
見た方が、長い目で見てパチンコ屋さんのためになると思う。

そういったゴールから逆算をして
システムを作る事がビジネスにおいて重要だと。

あなたはどんなリストにどんなオファーを投げかけますか?

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