床屋とマーケティング

昨日の朝のことです。

母親から瑠伽の髪がのびてきたから
そろそろ床屋に連れてきなよと言われていたので
朝一で用事を済ませようと、息子を車に乗せて
床屋に行きました。

いつも行っている床屋は
朝9時から開店するのですが、到着が9時2分になってしまいました。

外から見える待合室には
すでに、待っている人の姿が。

札を取って番号を確かめてみると
息子は7番目で、俺は8番目。

急いで出てきたので
本も持ってくるのを忘れてしまいました。

でも、逆に息子は
小さなリュックに今はまっているゴジラを持ってきて
待ち時間をしのいでいました。

30分くらい待つと
最初は息子が呼ばれて息子が終わる頃に俺が
呼ばれました。

俺の髪を切ってくれる人は
もうなん年くらいですかね?

7年くらいそこの床屋に通っているので
すごく仲がいいんです。

いわゆるリピーターですよね。

他にも近くに床屋があるのにわざわざ車で20分くらいかけて
行くんです。

じゃあなぜ、そこまでして行くんですかね?

安いから?
技術がうまいから?

どちらでも無いし、どちらでもあるというのが
俺の答えです。

確かに周りと比べると値段に比べてサービスが良いと感じます。
技術は?
素人の俺にはわかりません。

他に何が良いのかというと
カットしてくれる人の人柄だと思います。

最終的に人は
何で選ぶかといったら

人だと思うんです。

逆に値段で勝負をしていると
安さだけを目当てにするお客さんがついてきてしまいます。

そうすると、他に安い店ができると
そっちに流れるので
最終的には価格を下げて、そこでしか勝負ができなくなってくるのです。

そうじゃなくて
逆にどうやったら値段を上げても勝負ができるか?
を考えるのがマーケターの仕事です。

値段を下げるだけなら
誰にでもできることじゃ無いですか。

どうやって人格を磨いて行くか

これは一生をかけてやっていかなければならない事だと
思っています。

変なテクニックなんて必要ないんだなと。
つくづく思った日曜日の朝でした。

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