ダイソンと初物

今朝の小田原は秋雨と言われるように
秋を感じさせる雨が降っていました。

その中、俺はダイソンの掃除機を車に積んで
患者さんのところに向かいました。

なぜ、ダイソンを持って行ったのかというと

患者さんが、今度ダイソンのコードレスを欲しいと言っていたからです。
買う前に、みんな重いと言っていたのでどのくらい重いのか確かめたいとのことだったので、家にあるので試してみますか?
というのが持って行った理由です。

早速持っていき車椅子でダイソンの掃除機をかけてみると
女性ではやはり重いようでしたが、いつも綺麗に掃除をしている
カーペットの上をかけてみると、カーペットの色が変わるくらいの吸引力に
驚いていました。
しかも、朝掃除機をかけたカーペットから
ゴミが取れたことにも驚いていました。

ここが、ダイソンが他の掃除機よりも高くても
人気がある理由なのかもしれません。

ゴミが取れる
という目的は他の掃除機でも一緒じゃないですか?
そこを吸引力が変わらない
というワンフレーズで有名になった掃除機はダイソンだけです。

売れる商品やサービスは全て特徴があります。
その特徴とは
一つのフレーズに集中しているという事です。

でも、ほとんどのマーケッターは
あれもこれも言おうとして、結局素通りされてしまいます。

一つの事に絞る勇気がマーケティングにおいて最も必要なことなんじゃないかと俺は思っています。

そして、その後
「先生これ初物だから持って行って食べて。」
とくれたみかん。

これも素晴らしいマーケティングだと思います。
なぜなら、初物として
他のみかんと差別化ができたからです。

決して美味しいとか甘いとかではなくて
初物というカテゴリーで売り出したのです。

一つの事これに集中した時に
マーケティングは容易になるんじゃないかと
思っています。

さあ、俺も一つの事に絞るように
設計しなければならないです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です