今日は患者さんのリハビリについてです。
今年2月から介入させてもらっている患者さんなんですが、
脳出血の後遺症で右麻痺があります。
退院して1年半経っています。
もちろん介護認定を受けているので1日のデイサービスに行ってリハビリを受けているのですが、装具を外したいと言う強い希望がご本人と妹さんからありました。
初回評価の時に色々体を調べていたのですが、これは外しても大丈夫だなと
確信したので、その場で歩行を行ってもらいました。
そうすると、歩けてしまうんですよ。
それを見ていた妹さんは今までの1年半のリハビリはなんだったのでしょうと。
その後も、立っている所から床に座る訓練をやってもらうと、すぐに達成。
これは患者さんにとってとても重要なことだったんです。
なぜかというと、床に座ることでペットの猫ちゃんを撫でることができるからです。
それから妹さんの話では自分で毎日床に座る訓練をやっていると言うことです。
これは施術者として、とても嬉しいことです。
そして、今日もまた、鍼灸治療を終えてから、玄関の段差を装具をなしで訓練をしました。
そのまま、外まで歩行訓練を実施。
車と車の細い場所を横歩きですり抜けて、ちょっとした段差もしっかりと気をつけて安心して歩行ができました。
患者さんのように、本来できる能力があるのにも関わらす、十分にその能力を発揮させてあげられないのは、施術者側と環境に問題があります。
例えばデイサービスに通っていてリハビリをしていても、会社のシステムがあって
十分に患者さのニーズを聞いてあげられないことがあります。
特に大きな母体の介護事業所はそういう傾向があります。
なので、そこに対して私のような小さな会社は強みを発揮すればいいと思います。
隙間産業ですね。
大きくなればなるほど、歳を取った老人のように動きが固くなります。
マニュアル通りに進めると言うことです。
一方、小さい会社は柔軟性があります。そこをどれだけアピールできるかが重要だと俺は思っています。
あなたの会社ではいかがでしょうか?
では良い週末をお過ごしください。
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