そもそもサッカーとはスポーツなのか、教育なのか?

一般的なカテゴリーとしてサッカーとはスポーツの部類に入っていると思います。
そして、幼稚園から小学生、中学生と年代が上がってくるにつれて、華麗になっていきます。
そこには、ただ単にスポーツとしてのサッカーではなく、教育が含まれているのではないかと俺は感じています。

というのも、サッカーは自分の体と頭(頭脳)を使って、相手に勝つための戦略を練って
チーム全員で表現するスポーツです。
そして、体は大学生くらいまではどんどん大人に向かって成長していきます。
すると、今までけれなかった遠くの場所にボールを蹴ることができるようになったり
今までは届かなかったボールを取ることができるようになったりしていきます。
つまり、これは体の部分です。
体、フィジカルが優れている選手は小学生年代や中学年代では、クラブチームではとても活躍できる可能性が高いです。


なぜなら、成長期の段階では成長が早い子供の方が有利だからです。
でも、体ができていない小学生、中学生年代でもスペインやイタリアのサッカーチーム
に対して、まだまだ日本のクラブチームは勝つことが難しいです。
それは、教育の差ではないのかと俺は考えています。

例えば、日本の幼少期のサッカークラブは昔サッカーをやっていた保護者がコーチをすることが多いです。
一方、スペイン、イタリアでは子供を指導できるのはライセンスを持っている人しか
指導できない状態になっています。
なぜか?
一番の基礎の部分を統一することで共通認識が得られるからです。
息子も小学生5年から6年の2年間、実際にスペインでコーチをしていた中村さんにサッカーを教えてもらっていました。
たったの2時間です。
その日のうちに息子が成長しているのがわかるのです。
たった2時間でフィジカルが成長するわけではありません。
じゃあ何が変わったのか?教育によって脳(考え方)が変わったからです。

だから、俺はサッカーはスポーツである前に教育であると思いっているんです。
だからこそ、それを伝える指導者はライセンスを持っているだけではなく
優秀な教育者であるべきだと俺は思っています。
ただ、勝敗にこだわるだけではなく、教育によって子供たちがどう成長していき
それにフィジカルを掛け算することで爆発的な成長ができるのではないかと俺は考えています。
じゃあ、教育に必要な能力は理解する能力ではないか?

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