人間心理において統計は意味がない

FacebookやTwitterをやっているけど
ほとんどの投稿が、コロナ騒動に対するものに集約されているように
感じます。

で、色々な権威がある人が世界の統計ではこうなっているから
コロナ対策は意味がないとか、ワクチンは打つべきだとか
言っています。

それを見て、思ったのが
統計を見せても、考えは変わらないということ。

その理由は、損失回避という点と人の行動を動かす原理という点
特に、集団心理という3つの点から不可能だということです。

で、まず一つ目の損失回避思考です。
どういうことかというと、人間は基本的に【失うことの方が、何かを得ようとする方よりも、動機が強い】ということです。

だから、もう一年以上コロナで死ぬとか、志村けんも、岡江久美子もコロナが原因で
亡くなりました。(本当にそうかはわかりませんけど)
と、報道され続けていけば、普通の人は死=最大の損失ですから
それを回避する行動のために何でもするんですよ。
決して頭が悪いわけでも、変な宗教な訳でも無いんですよ。
ただただ、損失を回避したいだけなんです。

今ある健康な状態からコロナにかかるという損失を回避したいんです。
だから、統計的に大丈夫なんですよと言っても、その人たちには声が届かないんです。

そして、2点目は損失回避とある意味同じですが、人間の行動の源は感情だということです。
だから、いくら統計を見せたとしてもそこには感情がなかなか入り込むことができないんです。

人間の脳には単なる数字としか認識されないんですよ。
例えば30%と書いてあったらどんな感情が生まれますか?
好き、嫌いが生まれますかね?
ないですよね?
あったとしてもそれは、少ないなとか、多いなといった感想でしかないですよね。
そういう理由で、世界でワクチンを打った国では打つ前よりこれだけ感染者や死亡者が増えているんですよ!
これがその統計です。と言われてもあ〜そうですかしかならないんです。

そして、日本人は特にこの心理が多いかと思います。
それは集団心理です。

ある実験があって、横断歩道の真ん中で一人で空を見上げて見たところ
他の歩行者で空を見た人はいなかったという結果が出ました。
そして、その後、空を見上げる人数を増やしたところ、ほとんどの人が
空を見上げてしまったという結果が出ました。

なので、世界中がコロナで大変だ!マスクはみんなしてるじゃないか!
となったら、そう簡単にはひっくり返すことができません。
なぜなら、そこには集団心理が働いてしまっているからです。
例え、マスクはやっても意味がないですよ!と、それが真実だとしても
大衆は、そいつを敵と見なすんですよ。

だから、コロナはこうなった以上、その脳を変革するにはかなり難しいと
思います。

では。良い一週間を。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です