冬の1日

昨日はあったかい冬の1日でした。

そんな午後の訪問の患者さんと歩行訓練をしている時の会話です。

「年賀状を書こうと思っているんだけど、うまく手が動かないから書くことができないんだよ。」
と。

「もし、書きたい人がいるのなら、俺が代筆で書きましょうか?」というと

「先生にそこまでしてもらうのは悪いよ。」と。

その方は気になっている女性がいて、コンタクトを取りたいのですが、いきなり
手紙を書いたりしたら、このご時世、ストーカーかと思われてしまったらどうしようという思いが
強いのです。

で、俺が伝えたのは、人はみんな自分がどう思われているのかに興味を持っているので
嬉しいと思いますよと。

この男性もそうですが、頭の中にあいつの声が聞こえているのでしょう。

そうです。

悪魔の言葉が、、

その言葉とは

だけどな

です。

悪魔はだけどなの3文字しか言わないのです。

そのあとのストーリーは全部自分の頭の中で描き続けるんです。

もちろん、俺の頭の中でもこいつはきます。

スカイダイビングをやりたい!だけどな俺の時だけパラシュートが開かなかったらどうしよう。とか
法人を立ち上げたいだけどうまくいくのかどうか分からないし。とか
人を雇いたいだけど、裏切られるかもしれないから自分でやっていた方がいいのでは。とか。

こんな風に人間は自分の頭の中に想像の物語を作ってしまうのです。

ここで、面白いゲームをあなたに提案します。

それは、だけどの先をポジティブな物語に変換してみたらどうでしょうか?

スカイダイビングをやりたい!だけど全然楽勝にできてしまったらどうしようかな。とか

法人を立ち上げたいだけど、簡単に上場してしまったらどうしよう。とか

ちょっとした物語の変換で感じる感情が違うと思いませんか?

是非、これからはいい物語をあなたの頭に思い描くようにしてみたらどうでしょうか?

きっと、毎日がワクワクしてくるに違いありません。

なので、あの男性にも、いい物語を伝えてきました。

それはどんな物語なのかというと、

手紙を出して、結婚してくださいと言われたらどうしますか?と
完全にパターンが中断されていましたよ。

そうそう、人間が変化をするときは必ず今のパターンを中断する必要があります。

なので、相手の想定外の事を言うのがそのパターンを崩すことに効果的なのです。
是非、あなたが得たい結果を得れるように、想定外の訓練をしてみてください。

それでは今日も1日頑張っていきましょう。

 

 

 

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