息子のドラムの練習があるから
実家に息子を迎えに言ったら、母親が
「文の会社が創立40周年で、全社員にこれをくれたんだよ。
さすが、大企業は違うね〜。」
なんて言ってた矢先、息子が
「俺のおもちゃ入れ!」と言って、立派な箱を持って来ました。
さらに、母親は
「さっきあんたのうちに、マカロン置いて来たけど、見なかった?」
と。
確かに、黄色やピンクのマカロンを見たような気がしたんですが
その時はあまり意識しませんでした。
そもそも、マカロンて最近のお菓子じゃないですか?
色んな色があって、サクサクしていて
なんともおしゃれな感じのお菓子ですが、俺は
どら焼きの方好きですけどね。
実際に、会社の創立40周年記念として
全社員に配ったマカロンなどのお菓子も
働いている従業員にとっては、嬉しいと思うこともあるし
別にいらないけど、と思っている従業員もいると思います。
重要なのは、相手の事をどれだけ知っているか?
だと思っています。
以前、サラリーマンだった時に
リハビリに来所している患者さんの誕生日に、花束を贈るという
決まりがありました。
でも、ある男性の患者さんは、
「俺はいらないから。」と言っていました。
その時管理者だったので、他に何かないかと考えた結果
その患者さんは脳出血で感覚障害があったので
夏場でも寒い寒いと言っていて
麻痺がある右足に貼るホッカイロを常に貼っていました。
なので、あえて誕生日には花束では無く
貼るホッカイロをプレゼントしました。
すると、
いつもは険しい顔をしているその患者さんは
はにかんだ顔で、プレゼントを持って帰りました。
社員とのコミュニケーションを取るためには
まずは、
その人が何を大切に思って生きているのか?
どう言った目的を叶えようとして働いているのか
をしっかりと確認しなければ、良かれと思ってやっていたことが
相手にとっては嫌がらせと感じられる可能性が大いにあるということです。
だから、それを知るためには
コミュニケーションを取らなければなりません。
そこから、どれだけその人の事を見て、聞いて、感じることができるのかで
相手との関係は決まっていくと思っています。
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