「なんで、俺の言っていることがわからないんだ。
これだけ給料あげてるのに、俺の足を引っ張ることだけして
やってほしいことはすぐに、反論してくる。」
「そのくせ、残業手当だだの、ボーナスが少ないだの、自分の主張ばかりしてきやがって。」
本当に、俺の事をわかってて、先回りして動いてくれる社員はどこに
いるんだ。
こう思っているビジネスオーナーは沢山いると思います。
だけど、結論から言ってそんな従業員が来てくれる可能性は
1%程度だと。
自分も以前、サラリーマンの時に主任やブロック長をやっていましたが
部下をまとめるのが本当に難しかったです。
で、思ったのは
あなたの思いは伝わらない
という事です。
なぜなら、人間は自分の事以外はどうでもいいからです。
このことはとても重要なことなのですが、
人間の心理学的には当然のことなのです。
人間の心理では、低次の欲求から高次の欲求までがあるのは
あなたも知っていると思います。
例えば、定時の欲求としては
・ 生存
・ 安定
・ 自己重要感
・ 変化
・ 貢献
ざっと、あげてみましたが上の生存が一番低次の欲求になって
貢献が高次の欲求になります。
で、これは常にあなたの状況によって変化しているものと思ってください。
高所得者だから高次の欲求しかないだろうという
そういった単純なものではありません。
例えば、高所得者がスカイダイビングをする時には
安定とか生存の欲求が高まります。
なので、環境によって常に変化が生じているので
一概には低次と高次と区別することができないということの方が
正しいと思います。
ここで、従業員に社長と同じ目線に立ってもらうなら
その人が
どの欲求段階にいるのか?
これを認識してあげることが第一です。
で、それを満たしてあげることで、自分のニーズは満たされたと感じることができて、初めて他人のニーズに耳を傾けてくれるようになるのです。
なので、あなたの従業員に社長目線に立ってもらうためには
まとめると、
・ 相手のニーズを認識する
・ そのニーズを満たしてあげる
・ あなたのニーズを伝える
このパターンで接してみてください。
そして、ナチュラルにあなたのやってほしいニーズと相手のニーズを結びつけることができるようになった時には、ストレスなく
従業員が動いてくれる組織ができると思っています。
追伸:今日から10月ですね。
だいぶ外の空気は秋の気配がして来ました。
一年に一度の秋を楽しんでいきましょう。
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