スタイリングレザーとコミュニケーション

「白髪がだいぶ目立って来たので、吉川晃司のようにしてください。」

そう頼んだのは、先週の木曜日でした。

もう、美容院に行ったのは多分10年ぶりくらいでしょうか?

結婚したては、26歳でそれなりにおしゃれを意識していたのですが
仕事が変わって、時間が取れなくなり昼の休憩時間を使って
切れる○レブンカットなどに行っていました。

もう、おしゃれとか関係ない状態です。。

でも、今回はなぜ美容院に行ったのかというと
本当に白髪が増えて来ていて自分でもやばいなと思ったからです。

この状態は痛みを感じている状態です。
人間が行動を起こすパターンは2種類あります。
そしてその2種類のうち行動を起こす動機が強い方は
痛みから解放される方が強いです。

というのも人間行動学で実験されたことがあります。
どういう実験なのかというと
・ あなたはこれをやらなければ100万円を失う事になります。
・ あなたはこれをすれば100万円手に入れる事ができます。

どちらが多くポイントが入ったのかというと
最初の方の失う方だったのです。

この事から人間は今ある状態から何かを失う事に対して
過度に痛みを感じるという習性があります。

なので、今回の俺の美容院は基本的に
痛みを避けて快楽を得るための行動をとっていたのです。
それを大きく変化させてくれるビジネスは繁盛します。

女房が行っている美容院ですが、いつも行っている床屋に比べれば4倍くらい高い値段です。
ですが、それも妥当だと感じています。

それはなぜかというと
俺の得たい結果を実現してくれたからです。
どうしても床屋の時は、納得行く髪型になっていなかったのですが
今回はイギリスで学んだ美容師さんで、クセのある俺の髪もしっかりと
スタイリングしやすくしてくれました。

それを可能にしたのがレザーというカミソリのようなものです。
美容師の三橋さん曰く、このレザーをやるとクセが落ち着いて、スタイリング
しやすくなるみたいです。

これを知っているか知っていないかで
まるっきり別の結果になるということをわかりました。

これはコミュニケーションも同じです。
そのスキルを知っているかどうかで、全く人間関係が変わってしまうのです。
あなたはこのコミュニケーションスキルを何個持っているでしょうか?

ほとんどの人がコミュニケーションスキルと呼ばれるものを一つも
持っていない状態ではないでしょうか?

つまり今やっているコミュニケーションでうまくいかなければ
それで終わり。

レザーを知らない美容師さんのようなものです。
クセが落ち着かないお客さんをハサミ一本でスタイリングするようなものです。
このように世の中では知っているか知らないかで、全く違った人生になります。
たった一つしか道具を持っていない人よりも道具を200個以上持っている人の方が、得たい結果を得る確率はグンと高くなりますよね?

なので、常に成長し続けていかなければならないんではないでしょうか?

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