「ねぇ〜、読書感想文の書き方ってどうだったかな?
たしか、こうやって書きましょうとかいう見本みたいなのが
あったよね?」
というのも
小学校2年生の息子が夏休みの宿題として
読書感想文が出されていたのです。
日曜日の午前中は、息子の部屋で女房と息子が
読書感想文の宿題に取り組んでいました。
それに対して
俺は、こう言いました。
感想文なんだから、自分の思っている事を書けば良いんじゃないの?
もし、そのプールで泳いでいたら海になっちゃったという事が
そんなのあるわけないだろ〜と思ったのなら、そうやって書けば
良いじゃん?
俺はそうやって言ったんです。
そうしたら、女房が
「そんな適当な事言わないでよ!ほら、こうやって書きましょうって
見本があるでしょ?」って
怒られてしまいました。
その見本を読んでみると
絶対にそいつはこんな風に思っていないよな
という感想文がありました。
こうやって、小学校2年生くらいになると
もう、思ってもいない事を作文用紙2枚を埋めるためという目的のために
嘘を書かせるという教育が始まっているのです。
実際に俺も子供の頃そうだったのですが
今思い返すと、目的は作文用紙2枚を埋める事。
ここからスタートしていたと思います。
その時点で、もう読書感想文ではないですけどね・・
なので、俺が思っていることは
文科省の役人さんも学校の先生も7つの習慣を読んで
それを実践してから子供達に教える仕事をして欲しいと
思いました。
目的を持って始める。
その目的が本を読んでの感想文なら
2枚とか小学校2年生の子には意味がないと思います。
素直な感想を書かせるのなら作文用紙3行くらいで終わっても良いと。
感想なんて、面白かったかつまらなかったかくらいしか
ないじゃないですか?
思ってもいない事を書かせる教育は俺はどうかと思います。
自分の意見をストレートに出せる環境が必要なんじゃないかと
考えさせられた、息子の読書感想文の出来事でした。
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