相反する目的

「そういえば、今度のリハビリフェスタのポスター見てて思ったんだけど。」

「何で、小田原歯科医師会と薬剤師会が後援になっているのに、小田原医師会は後援になってないの?」

そうやって俺が石田先生に聞くと。

「あーそれですね。えーとですね。小田原鍼灸マッサージ師会がブースを去年から出しているんですけど、今年もやるなら、小田原医師会は参加しないので。」
という返事だったみたいです。

何ともおかしいと。

リハビリフェスタの目的としては、この小田原市と1市5町にどんな健康に関する資源があるのかを伝えるのが目的なのに、その中心となる医師会が
子供みたいに駄々をこねるといったことは、正直意味がわからない。

不本意ながらも病気になったり怪我をしたりしている人をどれだけ早く在宅に帰宅させることができるのか、そのためのチームがこんなにありますよ。ということをアピールする場なのに。

自分のやっている事業に関係あることですので、言いますけど
在宅で歩行困難な患者さんは訪問でドクターの同意の元医療保険で鍼灸マッサージを受けることができるのですが、何とも小田原医師会のドクター達(一部の老年の方)は絶対に書こうとしません。

俺には意味が本当にわからないのですが、何を守ろうとして
それを行なっているのでしょうか?

きっと整形外科のドクター達は自分の患者さんを取られてしまうという
思いがあるからだろうと思っています。(あくまでも想像ですが。)

でも、それを続けていくことで結果的には患者さんは離れていくと
思っています。
なぜなら、患者さんの事を考えているのではなく自分たちの事しか考えていないからです。

本当に良くなってほしいと思ったらあなたはその選択肢を与えない事を
どう思いますか?

そこで鍼灸マッサージを行なって、全然良くならないのなら
患者さん自身が断ると思いませんか?

結局、原則はどこにでも作用するという事です。
在宅で訪問治療を受けたいと言って、主治医の先生に頼んでも
既得権益を守りたいと言っていた90才近くの先生をやめて、理解のある先生に
主治医を変えたと、今私の治療を受けている患者さんは言っていました。

退院時は歩行がおぼつかなく、帰宅してすぐに転倒してしまいましたが
今ではご主人と二人で入院前よりも回復した結果、娘さん達も
仕事を続けられるようになっています。

自分を守ることはかえって自分を破壊することになると。

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