糖尿病と哲学

相変わらず現代の日本では
糖尿病の数が増えてきていますよね?

自分の高校時代の同級生も

糖尿病で去年入院して栄養指導を受けていました。
その時の血糖値は418って言っていました。

いつ倒れてもおかしくない数値だと言われた様です。

この様に誰でも
糖尿病になるリスクがあります。

それもそのはず
生理学的には、私たちの体は
飢餓に備えてできているのであって
血糖値をあげるホルモンはグルカゴンやカテコールアミンなど多数あるのに
血糖値を下げるホルモンはインスリンのみなんです。

なので身体的特徴からすると
現代の食料の飽和状態は望ましくない状態です。

しかも日本においては
働き盛りになると、運動をする人がほとんどいない状態です。
その理由は、仕事が忙しくて
運動をしている暇がないと言ったことです。

本当は、忙しい人だから
運動をしない時は無い
が正解なんですけどね。

で、今の血糖値をあげないための食事の仕方ですが
以前の常識から新しい常識に変わってきている様です。

それは
滞在時間。

よく野菜から最初に食べると血糖値の上昇が緩やかになる
なんて聞いたことありませんか?

実は、野菜の消化にかかる時間は2〜3時間
一方肉類は4〜5時間。
先に肉類を食べることによって
吸収されるまでの時間を伸ばそうと言った考え方です。

結果、滞在時間が長くなればなるほど
糖の吸収も穏やかになってくるということです。

また、血糖値を上げてしまう原因の一つに
熱いシャワーも挙げられています。
そのほかに職場のストレスなどです。

というのも人間の体はストレスを感じると
アドレナリンが放出されます。

アドレナリンが放出されると
血圧も上がるし、心拍も上昇します。
そしてさらに血糖値を上げるといった反応を起こすからです。

このことから
今の日本では飽食とストレス社会といった
糖尿病になりやすい生活環境にあるということです。

だから、なるべくストレスを溜めない様な生活にするか
または、ストレスを感じにくくする方法を自分で学ぶ事が重要に
なってきます。

いずれにしても糖尿病になると
そのあとはドミノ倒しで身体が悪くなって行くので
最大の注意を払いましょう。

ではでは。

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