脳科学的観点からの糠味噌
今日は、久々に視点トレーニングです。
脳科学と糠味噌の共通点は?
結構、難しいですよね?
全く違うものの中から共通点を見つけ出すトレーニングなんですが、これが面白い視点を持つためにとても有効なトレーニングなんです。
いわゆる抽象化のトレーニングです。
では、どうやって考えるといいかをお伝えしますね。
まず第一のステップとしては
五感で考える
二つのものを「視覚」「嗅覚」「触覚」で観察してみると、意外な繋がりが見えます。
・脳科学:電気信号や化学物質による「内部の反応」
・糠味噌:発酵によるニオイ、見えない乳酸菌や酪酸菌などによる「内部の変化」
つまり、内部に変化が起きるという共通点が導き出せます。
そして、二つ目は
プロセスで捉える
どういうことかというと何かを「変える」「成長させる」「維持する」など両方に含まれるプロセスの共通点を探してみると良いと思います。
そうなると
脳科学:神経可塑性=変化する仕組み
糠味噌:発酵プロセス=時間によって味が変わる
つまり、「時間によって変化する」という共通点があります。
3つ目は動詞で考える
名詞ではなくて動詞で考えると共通点が見つかり易くなります。
脳科学:記憶する、学習する、反応する
糠味噌:発酵する、保存する、変化する
これにより共通点は:入力に応じて変化をさせるということになります。
4つ目は人間との関わり方で見ます。
両方を「人間がどう関わるか」という視点でみると共通の役割が見えてきます。
脳科学:人間の行動の原則を学ぶ学問
糠味噌:人間が管理し食生活を支えるもの
よって、共通点は「人間が調整・観察するもの」になります。
5つ目は「知らないまま動いているもの」として捉えます。
どちらも意識せずとも「勝手に動いているもの」としてみると抽象化しやすくなります。
脳:意識せずに動いている(無意識)
糠味噌:放っておいても発酵が進みます。
共通点は「見えない自動処理システム」です。
いかがでしょうか?
車を運転している時でも、電車で移動している時でも、全く関係ないものをくっ付けて
共通点を探してみるとほとんどの人が考えない視点を手に入れて、面白い人になれるようになりますよ。
では。
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