大雨と価値観

「今日は、このまま雨が降ってくれないかな。」

「なんで?
雨なんて濡れるし外で遊べないから嫌じゃん。」

そんなやりとりを息子を実家まで送っていく車の中で会話をしていました。

理由を聞いてみると
今週の土曜日に小学校の運動会があるんですけど
もし、晴れていたら、お昼休みに玉入れの練習をするみたいなんです。
だから、自由時間の昼休みが晴れることによって潰れてしまうから
息子にとっては雨が止んでもらったら困るようなのです。

そんなやりとりをしていて
思ったのは、同じ事象についてもそれに対する感じ方は
まるっきり違うんだなということです。

ほとんどの人が
自分の考えていることと同じ考えをしていると思っているんじゃないでしょうか?
少なくとも俺はそう思っていました。
というのも、日本の義務教育では周りと同じ事をすることを学ばされてきたように思うからです。

それをずっと繰り返し教えられてきたので
その結果、そういった考え方、価値観が身についてしまったのではないかと
思っています。

これって大人になって、ものすごく損な生き方になってくると思います。
どういうことかというと、こういった事をやりたいんだけど
そんな事言ったら、みんなに迷惑をかけるから
言わないでおこうとか、きっとこんな事言ったらバカだなと思われるから
やめておこうとか。

その結果、何も行動に移さないでモヤモヤしてしまっていると。

これって、つい最近までの俺のことなんですけどね。
言い換えると、自分の意見を否定されることがものすごく
怖かったんですよ。
それで、行動ができていないといったことが長く続いていました。

でも、ある人に教えてもらったことがあります。
それは

私たちの死亡率は100%

だということです。

言われてみればそんな事は当たり前だということがわかります。
だけど、みんな自分が死ぬことを忘れて生きていると感じています。
結局は死ぬんですよ。

だったら、人にどう思われてもそんなことはかすり傷にもなりませんよね?
って、自分自身への戒めのために今日はこの文章を書いています。

今と違う結果が欲しければ
違うことをやれなんでもいいから。

ものすごく、深い言葉だなと感じた
大雨の日の朝でした。

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