昨日、自分でamazonのサイトで買ってしまったものがあります。
それは何かというと、アイスキューブです。
うちの冷蔵庫の製氷器は昨年から壊れてしまって
ちょうどAmazonのキャンペーンの時に、製氷器を買ってそれで今は氷を作っているのですが、なんか惹かれてしまったんですよね。
その商品に。
そのアイスキューブというのはステンレスの正方形の氷の形をしたものなんですが、冷凍庫で冷やしてそれを氷がわりに入れるやつなんです。
でも、なんで買ってしまったんですかね?
これはマーケティングの視点で考えてみました。
そうするとベネフィットとして
・溶けない
・何度も繰り返し使えて経済的
・衛生的
・飲み物が薄くならない
・スタイリッシュ
といった点が挙げられます。
そして、その背後にある根本的なベネフィットは面倒臭く無いということでしょうね。
冷蔵庫の製氷器にしても、昨年から使っている製氷器にしても、水を入れたり、掃除をしたり、できた氷を運んだりと手間がかかります。
一方このアイスキューブは冷凍庫に入れておくだけ。
後は水洗いしてまた冷凍庫に入れる。
これが、最大のベネフィットなのかな?
こうやって、ベネフィットを人は買っているんですよね。
どんな商品でも。
そして、そのベネフィットには3つの段階があります。
一段階目は所有。
二段階目は行動。
三段階目は在り方。
一段階目の所有というのは、字の如く、何かを持っているということです。
例えば高級車を所有しているでもいいし、鍼灸の国家資格を所有しているでも、
持ち家を所有しているでも良いです。
そして二段階目の行動というのは、高級車を持っている奴がどのような行動をとっているのか?
例えば、午前中しか仕事はせずに午後は趣味を楽しんでいるといった感じです。
鍼灸の国家資格でいうと独立開業して多くの患者さんを施術するといったこと
そして持ち家の場合は高級車と同じようにいつでも時間を自由に使えるといったことです。
そして、最後に在り方です。
高級車で言えば、従業員全員から親しまれている社長。
鍼灸の国家資格でいえば、女房と子供たちに不自由をさせないといった在り方
最後に持ち家。家族が安心して帰って来れる家を男として提供できる
といった感じです。
一段階目からどんどんと共感というか良いなーって感じになりませんか?
そうなんです一段階目の所有にフォーカスすると対立が起こるんです。
なぜか?所有だから全員が手に入れられるわけではないからです。
なので、人にアピールする時には少なからず行動か在り方にフォーカスすることが大切です。
追伸:今日は息子の最後の体育祭でした。
これも今日の話からすると所有にフォーカスしますよね。
優勝は1つのクラスしか所有できないですからね。
だから競争が起こります。
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