学校の授業では子供が伸びない理由

「はい、これプリント。」
息子が金曜日に学校からプリントを持って帰ってきました。

昔もあったような学級通信のようなものですけどね。
そこに、これから取り組んでいく宿題の協力についてお願いが
書いてありました。

それを読んだ時に今更かと思ってしまいましたけど
やっと正しい方向に向かっているなと同時に安心感も持ちました。

具体的に何が書いてあったのかというと
加速学習です。
これは俺が7年前に初めて4日間のセミナーに行った時に聞いた概念でした。
その中の一つを小学校でも気づいたようです。

本来学習というものは、人から聞いたり自分で学んだりすることではないのです。
学習とは実際に実行することなんです。
これは大人になればなるほど当てはまるのですが、セミナーに出たから
とか、本で読んだからとか、それだけで何か変化が出るのか?と言われてみれば
当たり前のことですが絶対に出ません。
一方、変化が出るというのはその学んだことを実行に移した時に初めて
効果が出るんです。

学習=やる
です。

俺が7年前に学んだことで子供たちに実践しているのは
何か勉強をした時に、それを自分の口で説明をさせてきました。
これが学習のプロセスでもあります。

学んだらアウトプットです。
そこで初めて人間の脳に定着するからです。
だから、金曜日に息子がお風呂に入ってる時に言いました。
「先生がパパが前から言っていることを家でもやってくださいって言ってたよ。」

つまり、学校で受けた授業の内容を家庭でお父さんやお母さんに説明しなさいという
ことのようです。

この効果は俺も実感していて
自分の口で話したことはずっと覚えているんですよ。
逆にノートに書いたり、ただ板書をしていただけでは絶対に覚えることが
できません。

これから高学年になってさらに勉強が難しくなったとしても
この勉強方法をしていれば問題ないなと感じた金曜日の夜でした。

追伸:昨日の日曜日の午前中は息子のサッカーの練習があったので
   天気も良かったのでちょっと学校まで大回りしてランニングをしながら
   行きました。

   で学校についたらちょうど息子の学年の4年生が木陰でミーティングをしていまし
   た。
   そこで、衝撃を受けましたよ。
   何がかというと、ミーティングの内容です。
   キャプテンが最初に口にした言葉は大人でもできている人がほとんどいないことを   
   言っていました。
   
   それは、「まず最初に今の試合で良かったところを出しましょう!」
   すごくないですか?
   大人になると人の悪口とか欠点とかを指摘する人ばかりですが
   4年生が「良かったところは?」
   この凄さを共有できる人はめちゃくちゃ少ないと思いますけどね。
   気持ちの良い日曜日の午前中でしたよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です