スポーツをやるだけではなくて、体幹は鍛えた方が良いと言われていますよね?
じゃあ、なんで体幹を鍛えなければならないのでしょうか?
仕事柄、患者さんの筋力トレーニングを指導したりしていますが
必ず俺はこうやって説明します。
手足がよりスムーズに動かせるようになるため
よく、うつ伏せみたいになってじっと3分くらい固まっている
トレーニングがあるじゃ無いですか?
あれって、本当は意味が無いんですよ。
なんで意味がないのかというと、一つ目は
そんな動作で人間は動かないからです。
だって、ずっと息を止めて踏ん張っている状況って生活の中でありますかね?
あるとするなら、めちゃくちゃ腹が痛くなってうずくまっている時くらいじゃないですか?
だから、あのエクササイズの正しいやり方は
出来るだけ力を抜いてやるトレーニングなんです。
そして、二つ目は
内臓をリラックスさせるために体幹が大事になるんです。
もっというと、体幹を安定させるための呼吸の仕方なのです。
正しく腹圧がかけられて、横隔膜が上手く動くことによって
内臓がマッサージされるのです。
だから、上手く腹式呼吸ができるだけで、便秘が解消されたり
胃もたれが治ったりと良いことづくめなのです。
そして最後に省エネになるのです。
体幹がしっかりすることは呼吸がしっかり行えているということです。
1日私たちは呼吸を20,000回ほどやっています。
なので、その一つ一つがエラーを起こしてたら
物凄いエネルギーのロスになりますからね。
だから体幹トレーニングは重要だし、もっというと呼吸は大切なのです。
とちょっとしたウンチクでした。
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