「湯川さん、どう答えたら良いかわからないので、ドクターに電話してもらっても
良いですか?」
「分かりました。では、月曜日に電話入れてみます。」
今、私が介入させてもらっている患者さんのドクター(整形外科)から
ケアマネジャー宛に、鍼灸治療を保険で受けているのか?
との連絡があった様です。
もちろん、ケアマネジャーからの依頼だったので、保険で介入しているのは
知っているのですが、詳しく話せないので、代わりに電話をして欲しいかという事でした。
夕方5時5分前、最後の患者さんの家に着いて、少し時間があったので
そこで、整形外科に電話を入れてみると、受付の方?が出た後に
ドクターが電話口に。
患者さんの件でケアマネジャーに電話を入れて欲しいと言われたので
電話を入れましたという旨を伝えると。
「保険で施術をしているのか?」とのことでしたので。
「はい。」とお答えしました。
ドクターとしては
「右足の変形性膝関節症で処方をしてしまったので、もし鍼灸を保険で受けているなら
うちの請求が通らないんで困る。」という話でした。
それに対して
「併給になってしまうと、病院側ではなくて、鍼灸の方が返礼で戻ってくるのじゃないでしょうか?私はそれでも別に構いませんが、患者さんにとって痛みが和らぎ、生活が
楽になる様になってもらう事が目的ですので。」
と伝えました。
ほとんどの会話が目的ではなくて手段で話し合いがぶつかってしまいます。
だから、一度目的は何なのか?
これに戻る事で、全然話し合いがスムースになる事があります。
そして、それができてくると、Win―Winの関係に話が進んでいきます。
実際ドクターからは
「そちらも、せっかく施術をしたのに、その分がもらえないとなると
よくないですからね。」
と。
その話をケアマネジャーに伝えると
「そんなふうに、言うなんてびっくりですよ。いつも怒っていますから。」
これを聞いて、ジェームスのコミュニケーションスキルを使うことによって
敵にもなるし、見方にもなるということです。
今年いっぱいで、ジェームスがライブミーティングをすることはなくなるとのことですので、来年からは今までインプットしたものをアウトプットしていくことに重点を置いていこうと考えています。
今日のことをまとめると
・目的に立ち返る
・Win―Winを考える
これを意識すると、今問題になっている事も思いがけず改善する可能性が
高くなるということです。
それではMerryXmas!
コメントを残す