適当に言っといて

今朝、6時に娘と部活の仲間を栢山駅まで
車で送って行った時の事です。

「あれ?」

「昨日体育館にシューズ忘れたから
今日と明日部活の応援を休むって」
と、一緒に行く子からLINEが来ていたみたいです。

そして、
「なんて先生に言ったら良いんだろう?」
と中学生3人で議論が始まりました。

「私たちが言った事とお母さんが言ったことが違ったら
どうしよう。」

と悩んでいたので
ちょっと手助けをしました。

「私たちが伝えておこうか?ってメールしてみたら」
と。

そうした所
返事が来ました。

適当に言っておいて。

流石に、娘も
「適当ってよくわからないなぁ。」

とまた、悩んでいたんで、

コミュニケーションのプロとして
マスターから授かった道具箱を伝えました。

「本当の事を言ったら?」

この本当の事、真実を伝えることは
ものすごくパワーがあります。

なぜなら、一貫性という本来人間が持っているパワーが
出るからです。

コミュニケーションをとる中で
一貫性が強い方が勝つという鉄則があります。

なので、ここで適当に嘘を喋ったりすると
表情、声のトーン、身体から一貫性が伴わない反応が出てしまうんです。

大人になると
ほとんどこの一貫性を持ってコミュニケーションをとる
ということができなくなってきます。

例えば、上司に対して
本当は同意をしていないのに、そうですよね。と答えてしまったり

営業が来た時に、本当は興味がないのに
今ちょっと急いでいるので、また今度にしてくださいと
急いでもないのに、そうやって断ったりと。

当然、こうやって言われたら相手も五感レベルで
感じます。

絶対同意してないなとか、興味がないんだなとか
あなたもそんな経験はないでしょうか?

なので、真実を一貫性を持って語る練習を今日はしてみたら
どうですか?

大人になればなるほど、真実を語ったときのパワーを
感じることができると思いますよ。

そうそう、それと
この一貫性ですが、それを逆手に取ることができるんです。

そうすると、人間は一貫性を保とうとする
習性があるので、逆算してあなたの欲しい結果を得ることができるよな
コミュニケーション方法もあります。

それは機会があったらまた、ブログにでも書こうと思いますが。

こうやって、子供達の会話を聞いていると
どれだけ人は曖昧なコミュニケーションをとっているんだろうか
と思います。

だからこそ、大人になればなるほどコミュニケーションのズレで
様々な問題が出てくるんだなって改めて感じました。

これからも高め続けていかなければいけない重要なスキルだと。

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