日常が非日常

今朝も6時55分に家を出て
息子を実家まで送ってきました。

そこから患者さんの家に向かったのですが
その途中運転しながらふと思ったのです。

俺はコンビニに行ったり、いろいろな風景が見えるのが
日常だけど、家から自分の力では外に出られない患者さんにとっては
俺の日常は非日常なんだなと思ったのです。

家から出ることができないから
それによって、色々な制限が出てくるのは当たり前です。

例えば、俺が持っているノイズキャンセリングができる
ワイヤレスヘッドフォンもそうです。
ノイズキャンセリングという言葉は分かっているかもしれませんが、実際にどういう物なのかは体験していないからわからないと思いました。

なので、今朝ヘッドフォンを持って来ていたので
それを体験してもらいました。

すると、まずはコードが無くても音が聞こえることに対して
びっくりされていて、周りの音が一気に消えることに対しても
驚かれていました。

このように、自分に対しては当たり前の状態でも
他の人にとっては当たり前ではないことがほとんどだということに気づきました。

昨日は息子にサッカーのスパイクを買ってあげましたが
スパイクを履いてサッカーをするという事は
俺にとってはすでに経験済みでしたが、息子にとっては初体験。

人生が豊かになって行くという事は
どれだけ初体験なことをするのかにかかっているんだと。
だから、今まで経験していないからやるのを止めようじゃ無くて
やったことがないからやってみようというマインドで生きて行くことで
より、人生が豊かになって行くんじゃないかと思います。

どんなに些細なことで体験することが
重要なのではないでしょうか?

これは、俺が41年間生きて来て感じた事です。
そして、コミュニケーションをいろいろな人とはかるためには
絶対に必須な条件だと思っています。
なぜなら、同じ体験をした人はその時の感情がより繊細に
フィードバックすることができるからです。

それによって、ラポールを築くことができるようになるからです。

今日、やったことが無いことにチャレンジをするのなら
どんな事にチャレンジをしますか?

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