バロック

小田原テレビで見たのですが
湯川さん大丈夫ですか?

今朝、7時半位にメールがありました。
メールをくれたのは、東京の勉強会で知り合った
長野の久保先生でした。

返事には今回の台風は俺もテレビで見た時は
小田原でこんな事になってるんだと、ものすごく他人事の様に
見てました。
と入れました。

俺が感じたのは
今までと全く逆のルートになった台風12号は
今までの台風よりも、風や雨は少なかったと感じました。

なぜ、こんな事になるのかというと
バロックのどこを見ているか?によるものだと
思います。

もともと、バロックとは音楽で出てきた言葉ですが
ポルトガル語で歪んだ真珠の意味があります。

つまり、その物事のどこから見ているのかによって
物事の捉え方が変わってくるんだと。

この最たるものがマスメディアです。
グッドニュース=バッドニュースという等号式が成り立ちます。

起こった出来事の一側面を強調して
伝える。
そうすることによって、それを見ている人に意味付けをする事ができるのです。
今回の台風の報道がまさにその状態です。
熱海や小田原で被害に遭った一側面のみ報道する事で小田原でも南足柄よりはまるっきり何とも無かったのに、
小田原全体がひどいことになっているという思い込みを作る事ができるのです。

なので、私達は生きていく上で
どの側面に意識を集中して生きていけば良いのか
この部分を大切にしていかなければ、悪い事ばかりに集中することになります。

そして、悪い部分というのは
意識をしなくても勝手に入ってくるので、聞いたり見たりしないようにする必要があります。
一方、良い所というのは集中して探さなければ
気づくことは難しいです。

Intelligenceが必要になってくるのです。
だから、エネルギーも使いますし、慣れるまではものすごく大変です。

これができることによって
他の人とは全く違う視点で物事が見られるようになります。
なので、新しい気づきを他の人に与えることもできるようになってきます。

その結果、面白い人にもなれるし
人生を変えるきっかけを与える事もできるようになるかもしれません。

面白い視点を持った生き方は自分自身を成長させてくれるし
より多くの気づきを与えてくれるようになります。

この面白い視点を持つために出来る簡単なことは
日本から出ることです。

海外に出ることによって
ものすごく違う視点を持つ事ができます。
それによって、日本という国を客観視することも出来るようになります。

なので、日本を少しでも離れるように俺はおすすめします。
実際に昨年イタリアに行く事で、沢山の視点を持つ事が出来たし
それによって成長する事が出来たと思っています。

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