昨日は、カール・マルクスの資本論の超読解のために
東京ドームが眼下に見える場所で、セミナーに参加してきました。
貨幣の資本への転化、資本の一般定式。
これについて、今井先生が現代の生活状況に合わせて
説明をしてくれました。
6ページを4時間かけて読解。
資本主義社会に生きているのだから、その仕組みを勉強しないという
わけにはいかないから、参加をしてきました。
自分の記憶の定着のためにアウトプットしようと思います。
先ず、
貨幣は一定の過程を経て資本に転化すべき貨幣になる。
ということです。
逆にいうと、この一定の過程を経ない物は資本に転化する貨幣にはならないということです。
資本に転化する過程とは
G~W~G
資本に転化しない過程は
W~G~W’
具体的に説明すると
Gから始まる上の式は貨幣を使って商品を買いその商品を販売するということです。
つまり、売るために買うという式です。
一方してのWから始まる式では最初のWは労働力(仕事)をして
G(貨幣)をもらい、何か商品(W)を購入するということで完結してしまうという式です。
これだと、その商品は資本にはなりません。
つまり、お金が目減りしていくだけなのです。
下の式は一般のサラリーマンです。
自分の労働と引き換えに、お金を稼いで、その稼いだお金で車を買ったり
家賃を払ったりして、いつの間にかお金が残っていないという状況です。
ほとんどの人がこの式で生きています。
だから、先ずは今自分がどちらの式の割合が大きいのか?
それを理解することからスタートすることが大事になってきます。
そして、できるだけG~W~G’の過程を作り出すことが重要なのです。
この式をしていない限り資本としての貨幣を生み出すことはできません。
もっと簡単にいうと
ビジネスを行わない限り資本としての貨幣を生み出すことができないのです。
その事に気付いただけで、参加して良かったと思います。
やっぱり、今井先生が言ったように、自分が動いていては、資本としての
貨幣は作ることができないということです。
自分で仕事をしているうちは
自己満足だけで、サラリーマンと同じなのです。
この500年前からある文献の資本論は
現代でもその式は変わっていないということに驚きです。
さあ、じゃあどうやってそのWを作るのか?
それが課題です。
とりあえず完璧ではないけど、自分がやっていること
をブレイクダウンしてみようかと。
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