最後の初夏の味

実は、湯川さん今年で最後なんですよ。

もう何年も前から、毎年この時期の楽しみにしていた平塚のとうもろこしが
食べられなくなってしまいました。

小畑さんと知り合ってから、毎年頼んでいて甘いとうもろこしが幸せを運んできてくれましたが、今年で食べ納めです。

なぜ、辞めてしまうのかというとご両親が高齢になられて、畑に出ることが大変になってしまったからということが理由だそうです。
本当に残念です。

毎年、この時期に楽しみにしていたのは本当はとうもろこしではなくて、小畑さんとの繋がりだったのかもしれません。
その繋がりの橋渡しがとうもろこしだったのでしょう。
だとすると、また別の繋がりを保つための手段があれば、この時期だけでなく
幸せを感じれるんだと思います。

人は、何を買っているのか?
商品を買っているのか?
それとも関係性を買っているのか?

ただ単に、食品としてのとうもろこしを買っているわけではなく
小畑さんの人間性や誠実さを買っていたのだと思います。
収穫は朝野3時過ぎから始まって、それから梱包して毎回手書きの手紙を添えて送ってきていただける。

最高な心遣いですよね。
こんな、素敵な人と出会えたことに心から感謝しています。

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