急性期の施術

湯川さん、今日治療の時間空いていますか?

 

ん?

昨日施術した患者さんから朝連絡が入りました。

詳しく話を聞いてみると、奥さんが朝起きたら寝違えたようで首が痛くてどうにもならないみたいなようです。

 

今日はスケジュールがいっぱいだったので、厳しかったのですがなんとかスケジュールを調整して施術に行ってきました。

 

早速、評価してみると熱感はありませんし、後屈は正常可動域。前屈が若干制限があり

側屈は両側とも制限あり、回旋は左の方が制限がありました。

よく話を聞いてみると、普通の寝違いでは無いようで、ぎっくり腰が首にきたような感じがするとのこと。

そして、痛みの場所が肩甲間部。

 

昔の自分だったら、ガンガン鍼通電をしてしまいましたが経験を積んでいくうちに

急性期はできるだけ刺激量を少なくした方が効果が出るという事を学びました。

 

なので、今日はレジェンド越石先生の糸状灸を行いました。

越石先生からも急性期は刺激を入れ過ぎてはだめという教えもあったので

丁寧に、3クール行いました。

その後、1寸の鍼で散鍼を実施。

 

物足りない感じが自分ではしましたが、状態を確認すると

奥さんは「あっ、全然さっきより良い!」と喜んでいました。

 

やはり、ドーゼ(刺激量)はものすごく大切だなと今日は勉強になりました。

また、治療の幅が広がったと感じた1日でした。

日々成長し続けなければなりませんね!

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