昨日は、一日デイサービスで機能訓練の手伝いをさせて位もらったのですが
午後からの患者さんのリハビリをしている時、衝撃を受けたので
記録をしようと思い今日はブログに書こうと思いました。
どんな衝撃があったのかというと
障害を抱えるという事は、今までできていた事が出来なくなるという事
だと思っている人がほとんどだと思います。
実際に、自分も骨盤骨折をした時に
歩けなくなりましたし、移動の制限がかかりました。
そういう意味では確かに不自由になるというのは当たっています。
ですが、今まで体験していなかった事を体験するという事で
普通の健常者よりも自由な視点を持てるようになるという結果も得られます。
昨日の患者さんは
結婚してから良い嫁として家事や子育てをずっとしてきたようです。
子供と公園に散歩に行っても5時に帰ってくるだけで
「洗濯を取り込んで畳んでないのはどういう事だ!」お舅さんに言われたり
友人と連絡を取ることもほとんど出来ずに、それこそお茶なども外に出る事はなかったようです。
ですが、脳梗塞になって体の半身が麻痺になって確かに不自由になったのですが、自分が暗くて病気になったのをいつまでも悔やんでいてもしょうがないと。
出来ない事は出来ないんだから、出来ることを楽しもう。
そう決めたそうです。
それから、娘さんと箱根にスイーツバイキングに出かけたりと
病気になる前よりも、明らかに外に出る回数が増えたと仰っていました。
「だからね、今私は病気になる前よりも、自由なの。」
そう、笑顔で仰っておりました。
その言葉を聞いて、
病気になったら必ずしも不自由になるという短絡的な結果ではなくて
逆に幸せになるという結果もあるのかもしれないと。
出来事には意味がない
それにどういう意味付けをするのかが重要だと
ジェームスからの教えを実際に体験することができた
とても重要な1日になりました。
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