病気を見ているだけ

「全然、足が弱くなっちゃってね。立つのも大変なのよ。」

先週、私が見させていただいている患者さんが一週間の入院から
自宅に戻られてきたのですが、やっぱり。。
といった感じでした。

と言うのも、もともと脳梗塞の後遺症のため右麻痺がありましたが
立ち上がり、移乗動作などはできていて、近くで軽く介助すれば
歩行もできるほどの状態でしたが、一週間寝たきりの結果は
ひどいものでした。

ただ、ベッドに横になってもらい、徒手筋力テストをしてみると
それほど筋力が落ちている訳ではなかったので、なんとかなると
思っていました。

その日は、退院した次の日だったので
軽く状態を見る形でしたが、やっぱり痩せちゃいますよね。
痩せれば当然体力も落ちるし、筋力も落ちますからね。

病院は、基本的に病気しか見ていないので、その手術が終われば
それでオッケーなんですよ。
その後患者さんが自宅に戻った時のことなんて、考えていませんからね。

奥さんは、このままじゃ大変だから施設にでもなんて言っていましたけど。

また、今日これから介入しますけど
土曜日は平行棒の中で立ち上がり訓練を一緒にやりましたが
ほぼ、自力で立てるようになってきていたので、今日も楽しみです。

もう、8月も終わりで今日から息子は小学校に行くみたいですけど
コロナで分散登校するようで、世の中的にはまだまだコロナではなくて
過剰なコロナ対策禍による被害が多発しているように思うのは俺だけでしょうかね。

と言うのも、この前小田原に行ったら、シャッターがこれでもかと言うくらい
閉まっていましたし、人も少なかったですよ。
これじゃあ、店のオーナーだけでなく、そこで働いていた従業員もそうだし
その家族も今どうなっているんだか。
だから、今の日本ではとても多くの困っている人が実際はいるんじゃないかと。

その反面、小さな飲食店なんかは、この前患者さんの奥さんが言っていましたが
知り合いの飲食店の人はずっとコロナで緊急事態宣言でいいと
言っていたと。
そりゃそうでしょうね。
粗利で6万円毎日もらえるんですから。
人間誰だってその立場になったら、ずっとコロナでいて欲しいと思いますよ。

こうやってもう、一年半くらい見ていると
余暇を過ごすための商売というのはことごとくダメージを喰らっているように思います。
だから、日常で必需品として扱われている商品やサービスにどれだけ転換できるかが
生き抜く術になるんじゃないかと、朝食を食べながらこれを書いています。

もうすぐ9月になりあっという間に2021年も終わってしまうような気がします。
俺も早く転換をしないといけないな。

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