人が変わる時

昨日は東京へ勉強会に行って来ました。
そこはライティングのセミナーでしたが、実際は
ワークが沢山ありました。

そして、１番の気づきがあったのです。
それは、

人は自分が気付いた時にしか変わらない。

と言うことです。

で、その気づきを得るためのワークとして
やったのが、めちゃくちゃなクソ人間になる事です。

今の自分のイライラしている事や恐れているもの、熱望している物が
手に入っていない事を全力で他責にするというものです。

他責というのは同僚や上司、家族、友達、政治、その他自分の置かれている
環境のせいにするというワークです。

久々に全部、全力で他責にしました。
本当に難しかったですよ。

それとなんかモヤモヤした気になって
５分間やっていると、ある気づきが来るんです。

自責にしたくなるという現象です。

このワークは二人組でやったんですが
そのうち1人が話し続けるんです。
ルールは５分間話し続ける事。
言葉が出ないのはダメ、わからない、わからないと何か喋り続けることが
話し手のルール。

で、もう一方の聴き手。
聴き手のルールは２つ
一つ目は相手を全力で信じる事
二つ目はベクトルを話している相手に向かわせること。

聞く事の重要性は
７つの習慣でも言っているし
リーダーシップの勉強をしていると何度も何度も
出て来る事です。

去年リーダーシップセミナーに出て
毎日目標設定の紙を何度も何度も見ているんですけど
これが、また全然できていない。

本当に、私たちは人の話を聞いていないということに気づきました。
相手の話をただ、ただ聞く。

本当に難しいんです。
というのも、私たちは自分の都合の良いようにしか話を聞かないようにできているんです。

もっというと、自分が次に何を言おうか考えながら話を聞いているんです。
相手を評価しながら話を聞いているんです。

大人になって行くに連れて
ほとんどの人がこの状態にあります。

集中して聞いていると思っていても
意識があっちこっちに飛ぶんですよ。
帰りの電車が気になったり。

聴き手役ってわかっていても
この集中力。
５分間もたないんです。

そして、人間は何かを話す人を信頼するんじゃないという事。
信頼を得るためには話す必要は無いと言うことに気づきました。

ただ、ただ、信じて聞くだけ。

人生において一番重要な事を気付かさせてくれた
４月の最後日でした。

あなたも、ただ、ただ聴く事を行って見てください。
いかに人の話が聴けていないかがわかると思いますよ。

それを気づくサインが相手に何かアドバイスをしようとした時や
自分だったらこうするのにって考えている時は、もう話を聞いていない証拠です。

で、人間はアドバイスをしたい生き物であると同時に
人間はアドバイスを聞かない生き物です。

その人が変わる時は自分で理解した時だけです。