そんなの無いよ

「全く無いっていうお母さん達がほとんどなんだよ。」

昨日は品川まで用事があって

昼過ぎにはもう、自宅に帰ってきていました。

夕方に息子が今日江ノ島水族館に学童で行くので
おやつを買いに女房が息子と行っていました。

帰ってくると、父の日だったから
実家に寄ってプレゼント渡してきたよと。

親父は父の日なのに誰もこないって行っていたらしくて
プレゼントをとても喜んでいたようです。

俺には、夏用のスリッパを買ってきてくれました。
これからの季節にはちょうどいいので、有り難かったです。

で、中学の懇談会での様子。
先生からの質問で
「最近あった良いことをシェアしてください。」
の言葉に、「本当に最近良かったことなんか一つもない。」という
お母さんばかりだったと。

ほとんどの人は
王様や女王様のマインドを持っていません。

だから、今あることに対して感謝を持つことができていないのです。

私が治療をしている患者さんで
ものすごく強い女王様の力を持っている患者さんがいます。

この女王様のマインドというのは
認識の力でもあるのですが、これが半端じゃないんです。

その方は両脚に麻痺があり
自宅からもう何年も出ていない生活を送っています。
ですが、
「手が使えるから、車椅子に乗れさえすれば日常生活ができるから
感謝だよね。」と。

素晴らしくないですか?
だから、その方の家にはたくさんの知り合いがいらっしゃいます。
リハビリの先生もプライベートで訪ねてきたりするのです。

今日もこうおっしゃっていました。
「こうやって空気があって、火があること自体、奇跡だよね。」

人はいつの間にか無いものばかりを追いかけて
すでにある奇跡に対して何も感謝をしないようになってしまいました。

懇談会のお母さん達は、そんな典型でしょうね。
だから、誰かのお母さんの悪口を言ったりして楽しんでいるんだと。

今あるものに一度集中してみたらどうでしょうか?
当たり前だけど、それがあることでどれだけ私たちは救われているのか
一日一つでも書き出してみてはいかがでしょうか?

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