色々学んできていても成果が出ないのはこれが原因だと。
それは、完璧主義と恐怖。
具体的にいうと
これは自分に向かって書いています。
もう独立開業して8年近く経ちました。
それを振り返ってみると
上手く行っている時というのは、とにかく行動行動をしていたと
振り返る事ができます。
逆に、何も成長していないなと思う時は行動が止まっている事がほとんどです。
じゃあ、なぜそうなってしまうのか?
というと、人間の心理的側面から見ると分かります。
人間というものは、手に入れる事よりも失うことの方が意識を強く持ちます。
例えば、もしあなたがこう言われたらいかがでしょうか?
これをやれば100万円手に入れる事ができます。
これをやらなければ100万円失うことになります。
どちらのメッセージの方に動かされたでしょうか?
きっとあなたも私と同じように100万円失います。の方が気になったと
思います。
このことから、成果が出ないということは成果が出ることよりも
どうってことない事になるのです。
一方、行動をしないと今あるものが失われます。
と言われた方が自分自身の行動が加速するのは間違い無いんですけどね。
そして、日本での義務教育過程の側面からしても
行動を止めてしまうよう一つの原因になってきています。
具体的にいうと、間違いはダメ
という減点法の教育です。
うちの息子もそうですけど、テストで100点をとる事が偉いと勘違いしています。
現代の社会では都道府県を漢字で暗記して100点をとる事なんて、何の価値も無い
じゃ無いですか?
だって、Google先生がいるから。
でも、小学校、中学校、高校で間違いはダメという事が擦り込まれているので
行動して、間違ったらダメと無意識に思っているからでしょうね。
そして、行動心理の面から見ても
人間は、安定バイアスがかかる生き物です。
要するに、今何の問題も無いのならば、それを維持するように働いてしまうのです。
だから、行動してしまうと、良いも悪いも結果が出てしまうのです。
そうすると、今の安定した状態が変化してしまうので、完璧にコントロールできるまで
行動を先延ばしにしてしまうようになるのです。
それが、最終的には完璧主義と恐怖になって
私たちの行動の制限になっているんだという事です。
逆にいうと、完璧じゃなくて走り出せる能力があり、周りの意見を無視する能力を
持つ事ができれば、それだけで、大きなアドバンテージになることは確実です。
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