コーヒーがリラックスではないとしたら

あなたは、コーヒーを飲みますか？
コーヒーを飲む目的って一般的にはリラックスするために飲むのが本来の目的とされていますが、実際はそうでしょうか？

俺はあえて覚醒するために飲むものだと思います。
というのも、コーヒーを飲む時間帯は大体朝とか、一服の時じゃないですか？
その際、リラックスをするために飲んでいたとしたら、その後の仕事が捗らないように思うんですよ。
そうじゃなくて、逆にエネルギブースターとしての役割があるんじゃないかと。
俺はエスプレッソがとても好きで、家にデロンギのエスプレッソマシーンがあります。
これは、以前御殿場のアウトレットで女房が、どうせ長く使うんだから買えば？と言ってくれたので、購入したものなんです。
毎回、自動で豆を引いてくれて最高な香りを提供してくれるエスプレッソマシーンです。
こう考えると、人はコーヒーを飲むための物としてではなく、工程にも引かれているのかもしれません。

エスプレッソは高気圧およそ9bで２５秒以内に抽出するのが定義とされています。
そして量はコーヒーの２００mlに対してエスプレッソは３０mlほどの量しか取れません。
なぜか？それはイタリア人はエスプレッソは忙しい人のための飲み物という定義があるからです。
一方、コーヒーはリラックスしながら時間をかけて飲むという定義があるからです。
なので、コーヒーやエスプレッソはリラックスするための飲み物ではなく
時間をコントロールする飲み物なんじゃないかと。

でも、前提にコーヒー豆を収穫して商品にするまでの労働力というものは
貧しい国の人達が行っているという事実もあります。
つまり、コーヒーを楽しむということは、資本主義の社会が前提にあるということです。
もっというと、奴隷制度の名残であると。