夏の高校野球は誰のためのものか

今日は神奈川県の高校野球の準決勝をやっています。
1回戦目は横浜高校対地元の立花学園でした。
立花学園が接戦で3対4で惜しくも敗れてしまいました。
そして、今やっているのが、娘の母校の東海大相模対弟の母校の向上高校です。
9回の表で向上の攻撃ですが6対6です。
さて、どちらが勝つのか見どころです。

毎年夏休みに入ると高校野球が日本では名物になっていますが
これはプレーヤーのためにあるのかそれとも学校の宣伝なのか?
娘の母校の東海大相模も横浜高校も共に神奈川県ですが、選手の出身地をみると
全国各地から選手を集めているんですよね。
これは、選手のためではないですよね。
高校野球という舞台を使用したマーケティングといっても過言ではないです。

この高校野球の構造はそのまま企業にも使えますね。
両校とも日本代表を集めて神奈川県という狭い舞台で戦わせているので
普通の公立高校なんていうのはもう絶対に刃が立たないですよね。
この歴史っていうのは日本にとって、これから野球をやろうと思っているちびっこにとってもいいことなのでしょうか?

各県から日本代表級を集めてくる私立が行きすぎることによって
全国大会という舞台でも接戦がなく面白みをなくしてしまうのではないでしょうか?
逆にその県出身の子供しか入学できないといったルールを課せた場合はもっと
全国大会や県大会が面白くなるのではないでしょうか?
そう考えた時、行き過ぎた私立の高校の部員集めというのは
100名を超える試合に参加できない子供達の本当の能力を潰しているのではないでしょうか?

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