昨日の夕方に頼んでおいた本がやっと届きました。
何を頼んだのかというと、黄帝内経です。
この黄帝内経というのは、東洋医学の原本と言って差し支えないです。
めちゃくちゃすごくないですか?
だって4500年前にすでにこの本ができていたんですよ?
まだ、最初の方しか読んでいませんが、現代にも通用する書物ですね。
つまり、今の時代でも使える医療の知識だということです。
すごいのは4500年前に、自然や環境と人間を切り離して考えてはいけないということを謳っていたという事です。
言い換えると、自然との調和が健康の秘訣だということです。
なので、昔の中国では100歳まで生きている人がゴロゴロいたようなんです。
一方科学が進歩した結果、今はいろいろな病気が増えてきているということです。
なぜなら、科学は自然や環境と人間の調和を促すものではなく、それ単体での作用を考えている学問だからです。
もっというと、試験管などでの研究結果をそのまま応用している学問だからです。
言われてみれば当たり前ですよね?
人間が生きている環境は自然的要素もあり、それは日々変化しています。
特に日本では四季があり、毎日同じような日はありません。
それなのに、医者の処方箋はいつも同じじゃないですか?
血圧の薬だって一年中同じ処方です。
今の西洋医学はこの自然的要素を完全に無視している医療です。
そして、その人の体質も無視しています。
ですが、この東洋医学のバイブルの黄帝内経はそういう本質をしっかりみて
診断して処方をしましょうという本です。
専門学校時代にはちょろっと触れるくらいで、詳しくはやらなかったですけど
読んでいて楽しいですよ。
そして、今日から患者さんに応用できるなと思っています。
少しだけ、使える知識をお伝えしますね。
今は春の季節ですよね?
春はエネルギーが段々と高まってくる季節です。
この季節には、少しずつ体の活動を増やしていくことでさらにエネルギーの高まりを後押ししてくれるんです。
そして、春は肝の季節です。
これは肝臓です。
肝は酸っぱいものを好みます。
なので、適量の酸を摂ることで、夏の臓の心臓を養うことができます。
また、肝は怒りも司っています。なので怒ってばかりいると肝を傷つけます。
そして春の食べ物は鶏を食べると肝を養えます。
また、肝は目ととてもつながっています。
こうやって、春だけでもこれだけ色々な事があります。
ですが、今の時代一年中トマトが食べれたりきゅうりが食べれたりします。
それは、人間にとってとても不自然な事です。
だからこそ今の時代にもう一度この自然との調和を考えてみてはいかがでしょうか?
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