パーマとカラーの話でなぜエスプレッソの苦味が増すのか？

とあるカフェで、エスプレッソをダブルで飲んでいた時の事。

二人のOLのような女性が話していました。

「この前さー、カラーとパーマをかけてきたんだけど・・」
「そしたらさ、ペラペラとしゃべりかけてきて、超ウザかったんですけど〜・」

「ああ、それって結構あるよね〜。こっちが話しかけんなオーラを出していてもさ〜全然気づかないんだよね〜。」

「それで、よくサービス業やってるねーって感じだよね〜。」

と、このような話が聞こえてきたんです。

つまり、彼女たちが言いたかったのは、

私たちの本当のニーズに気づかない奴は最悪だ

と言いたかったんだと思います。

この話を聞いていて、感じたのは、世の中のほとんどの人が、この美容院の人のように
その人の本質に気付いていいないのかもしれません。

要するに、同じ商品やサービスを買っていても、その人がその商品やサービスを買うニーズは全くの別
のところにあるということです。

例えば、何気なく、コンビニでおにぎりを買っている女性がいたとすると
そのおにぎりは、女性がお腹を満たすために買っているのかもしれないし、誰か他の人のお使いに来ているのかもしれません。

ということは、

同じ商品でも買うニーズが全く違うわけです。

さらには、自分のお腹を満たすために買っているのだったら、ヘルシーに行きたいのか、がっつりいきたいのかで、また、枝葉が分かれるのです。

これを、知っているかどうかで、あなたの商品を選んでもらう可能性が格段に上がるということです。

で、最終的には、人間はその商品ではなく、それによってもたらされる感情を買っているのです。

私の読者さんは、意識の高い医療関係の方が多いので、医療で具体例を出すと。

痛みのイライラという感情から解放されたいのかもしれませんし、
動かないという不自由な感情から自由という感情を得たいから来ているのかもしれません。
それとも、有名な先生だからという安心感を買いに来ているのかもしれません。
もしくは、孤独という感情から、繋がりという感情を買いに来ているかもしれません。

ざっとあげただけでも、これだけあります。

これを知っていて、接するのかしないのかでは、勘のいいあなただったらお分かり頂けると思います。

ですので、常にあなたの接している人の本質を問う事が重要になってくるのです。

あなたの売っている商品やサービスは問題解決策のうちのあくまでも一つなのです。

本質を常に問う

これが、今後生き延びていくための重要なキーワードになるかもしれませんね。

それでは、良い休日をお過ごし下さい。