昨日は月に1度の資本論の読解講座がありました。
午前中は、もう年末なので年賀状を早く書かなければならないと
思い、宛名だけなんとか書き11時半くらいから息子のサッカーの練習を見に
小学校のグラウンドへ行ってきました。
元気にグラウンドで走り回っている子供たちを見ると
コロナ騒動のせいで何も活動ができなかったのがかわいそうでしょうがなかったです。
女房は昨日は夜勤だったので、お昼はパスタを息子に食べさせて
サッカーの練習ゲームのフィードバックを一緒にしていました。
それからすぐに14時になってしまったので
今井先生のマルクスの資本論の講座に。
昨日のテーゼは
【相対的過剰人口の様々な存在形態】
【資本主義的蓄積の一般的法則】
の2テーゼでした。
今回の2テーゼは以前に比べて理解しやすいと感じましたよ。
それと同時に、2020年のコロナ騒動から世界経済がどのように進んでいくのかも
垣間見えたそんな回でした。
具体的にはこれから共産主義社会に進んでいくのではないかということです。
所有から共有。
これがキーワードなんじゃないかなと個人的に感じました。
でも、まだまだ日本においては資本主義が主体となって経済を回していると思います。
一方、商品やサービスの部分で見るミクロ的な立場で考えてみると
それは、共産主義になっているのかもしれません。
共産主義というのは、財産などが国のものになって平等にそれを分配すると言った形です。
この国という部分をAmazonやNetflixなどに置き換えた場合どうでしょうか?
今までの時代は所有に重きを得ていたものが
少しづつですけど、共有に向かっていっているのに気づきましたか?
そして、所有よりも共有にしたほうが資本が増大して行くんです。
今、今井先生と一緒にプロジェクトを立ち上げていますが
そこでも所有から共有をキーワードにプランニングをしています。
これから、共有というキーワードで世界を見ていくと
面白いように世界が見えてくると思いますよ。
追伸:今年もあと10日ですね。
コロナによって、大きな変化を余儀なくされた年でしたね。
言い忘れていましたが、昨日の資本論の中に、【暴力的にそれを奪われ】
というセンテンスが出てきました。
【それ】というのは労働者と労働力のことです。
そこから、飲食店の時短制限はこれに当たるんじゃないかと
リンクしましたよ。
そして、相対的過剰人口が蓄積されていく。
それをどうするかが2021年にやらなければならないことなんだと。
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