3月になると、なんだかソワソワする(確定申告もあるので)。
まだ肌寒い日もあるけど、ふとした瞬間に春の気配を感じるんだ。
道端に咲き始めた梅の花、少しずつ温かくなってきた風、そしてスーパーに並び始める春キャベツや新じゃが。
でも、やっぱり3月といえば桜だ。
桜の開花予想がニュースで流れると、「ああ、もうすぐ春なんだな」って実感する。
先日、近所の公園を散歩してみたら、桜の木がほんのりピンク色になり始めていた。
つぼみが膨らみ、あと少しで咲く準備をしている。
この「もうすぐ咲くぞ」という時期が、なんだかワクワクするんだよな。
桜と3月の別れと出会い
3月って、不思議な月だと思う。
別れと出会いが入り混じる、ちょっと切なくて、それでいて希望に満ちた時期。
卒業式の帰り道、桜並木を歩いた記憶がある人も多いんじゃないだろうか。
俺もそうだった。
高校の卒業式の日、友達と「これからどうなるんだろうな」と話しながら、満開の桜の下を歩いた。
その時は「もうこの日常は戻ってこないのか」と寂しくなったけど、振り返ってみれば、そこが新しいスタートだったんだ。
進学、就職、新生活。
不安もあったけど、気づけば新しい環境に馴染み、新しい仲間と出会い、また新しい日常を作っていた。
桜が散るころには、次の一歩を踏み出している。
そう考えると、3月の桜は「終わり」ではなく「始まり」の象徴なのかもしれない。
桜のように、一瞬でも輝くことの大切さ
桜の花って、ほんの数週間しか咲かない。
満開になったと思ったら、あっという間に散ってしまう。
でも、だからこそ美しい。
あの儚さが、俺たちの心を動かすんだと思う。
人生も同じじゃないか?
「この瞬間しかない」と思って全力で楽しむこと。
それが大事なんじゃないかって、桜を見ていると毎年思うんだ。
忙しい日々の中で、つい「来年でいいか」と思ってしまうことがある。
でも、来年も同じように桜を見られる保証なんて、どこにもない。
だからこそ、今、この瞬間を大切にすること。
それが、桜が教えてくれることなのかもしれない。
今年の桜、誰と見る?
3月、そして桜の季節。
あなたは今年、誰と桜を見ますか?
ひとりでゆっくり眺めるのもいい。
家族と一緒にお花見をするのもいい。
友達や大切な人と、思い出話をしながら歩くのもいい。
せっかくの桜の季節、ただ「見た」だけで終わらせるのはもったいない。
「誰と」「どんな気持ちで」見るか。
それが、桜の美しさを何倍にもしてくれるんじゃないかと思う。
今年の春、あなたはどんな桜を咲かせますか?
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