肯定的ストローク

毎週見ている番組があって、フットブレインという俳優の勝村が出ているサッカーの番組なんですけど、サッカーというスポーツを様々な視点から問う番組で
もう何年も見ているんですよね。で、昨日は今話題の大谷さんが高校生の頃にやっていた
原田メソッドの開発者の原田さんがそのコンテンツを話していたんですよ。
で、昨日は肯定的ストロークという言葉が出ていたので、それについてちょっと話してみようかと思います。

肯定的ストロークというのは言い換えると、プラスの言葉を発しろということです。
ネガティブな言葉はチームスポーツだけではなく、その人の成長に関わってくるというんですよね。
一方、否定的ストロークというものも存在するんですよ。
これはネガティブな言葉をかけるということ。
俺はダメだ、どうせ無理だろとかですね。

これはもう一何年前にジェームスから教えてもらったことです。
成功したいならマイナスの言葉を使わなければいい。
これは、今でも本質だと思っていますよ。
実際、自分の子供達に対して馬鹿だのアホだのと言ったことは今まで全くありません。
その代わり、叱るときはこう言っていました。「頭がいいくせにそんなことやってんなよ」
これだけです。

その結果どうなったか?
頭が良くなりましたよ。というより勉強ができるようになりましたよね。
言葉の力ってものすごいエネルギーがあるんですよね。
だから湯川家ではネガティブな言葉は禁止です。
疲れたとか一番俺は聞きたくないんですよ。
娘がそれを言った時にはすぐに訂正させますよ。
「充実していた」に。

でも、なぜ言葉によって人生が変わるんでしょうかね?
肯定的ストロークをすることによってチームは本当に強くなるのでしょうか?
というのも、昔のスポーツ指導はまるっきり根性論で鬼のような監督が指導していたじゃないですか?
それでもミュンヘンオリンピックでは男子バレーボールは金メダルを取っているんですよね。
そう考えると、肯定的ストロークがスポーツ競技を強くするというのはそれだけでは説明ができないように思うんですよ。
肯定的ストロークが逆にチームを偽者にするのではないか?
と俺は思うんですよ。
一般的な会社でもそうですけど、人生にとって一番信頼ができるということは
本音で話をしている時です。
なので、前提にまず本音で話をできる関係構築が先じゃないんでしょうか?
その土台が出来てから肯定的ストロークなのではないでしょうかね?
そこで初めて効果が発揮できるんではないかと思います。
前提にそれがないと、いくら肯定的ストロークでコミュニケーションを取っていたとしてもそれは胡散臭く感じるのでは。

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