あなたは、職場だけではなく、家族間でも初対面の相手とでも
円滑なコミュニケーションを取れたら、どれだけ楽なことかと
思ったことはありませんか?
というのも、自分自身サラリーマン時代の管理者をやっていた時に
一番重要だと思ったことはコミュニケーションで相手を理解すること
だと身を持って実感したからです。
そして独立した今でもコミュニケーション能力は職人であっても
営業であっても、一番重要なスキルだと思っているからです。
究極を言えば、生きているうちのすべての問題の根本はコミュニケーション能力のあるなしで決まってしまうと言っても過言ではないと。
例えば、昨日息子を夕方実家に迎えに行った時の事です。
私の実家は自営業なので、まだ親父は64歳でも仕事に行っています。
ちょうど、私の息子が母親の作ったカレーを食べている時に帰ってきたのです。
すると、母親が
「平塚何時?」
と父親に聞いたのです。
すると、父親は
「そんなのわからねー」
と答えました。
続けて母親は
「だから平塚は何時か聞いているの?」
と。
すると父親は
「そんな事は向こうの会社の状況でわからねーから。」
と。
正直俺も聞いていて、何を言っているのかがわかりませんでした。
しかも、お互いにちょっとキレ気味でした。
すると、母親は
「平塚に行くのに何時に起こせばいいのか聞いてるの!」と。
ここでやっと理解ができるようになったのです。
この事から
コミュニケーションにおいて重要なポイント
がわかると思います。それは
- 自分の言葉で通じると思っている
- 具体性に欠けていた
- 正確に把握しようとしていない
この3点がコミュニケーションで相手を理解するために
必要なポイントです。
具体的にそれぞれを見て行きましょう。
自分の言葉で通じると思っている
この事は、ほとんどの人がそう思っています。
例えば、少々お待ちくださいと言った言葉について
あなたは何分くらいだと思いましたか?
私の中で少々とは30秒から1分です。
ですが、先日市役所に娘の所用で書類を届けに行ったら
役所の職員の中では20分が少々だったのです。
その他にも、人はそれぞれの経験によって
言葉を定義しています。
なので、その言葉の定義をしっかりと最初は理解することに努めなければ
なりません。
そこで2つ目のポイントです。
言葉の定義を具体的にする
です。
相手がどういう意味でその言葉を使っているのか?
これをすり合わせることで、初めて理解することができるようになります。
先ほどの母親と父親の会話を例に取っても
「平塚何時?」と言われた時にどういう意味かを聞いていれば
キレそうになる所まで進まずに済んだんだと思います。
そこに3つ目のポイントの
正確に把握する
が必要になります。
そのために必要なことが
質問をすること
です。
自分がいつもマインドセットとしている事は
自分は何も理解していない
と言ったマインドセットです。
そうすると、理解するためには質問をしなくてはならなくなります。
とにかく、重要な事は質問をする事。
これに尽きます。
実際に、重要なポイントを理解しようと思ったら
質問が自然に出てきますよね?
相手がどういう意味でその単語を使っているのか
それを正確に把握することが必要です。
さて、実際の生活でどれだけ曖昧なままコミュニケーションをとっているのか
今日は意識して見てはいかがでしょうか?
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