これやってない?

コピーライティングについて
ちょっと書こうと思います。

なぜ、今日はコピーについて書くのかと言うと

ストーリーが大切と言うことは
レターを書いている人にとっては基本だと思います。

それ自体は問題じゃ無いんですけど
そこに登場してくる仮想敵の書き方に問題があるんです。

じゃあ、仮想敵って一体何?ってあなたは思うかもしれません。
そこで簡単に説明すると、仮想敵は大きく分けて3つあります。

  1. ロマンに対する敵
  2. ベネフィットに対する敵
  3. ただのアンチ

1のロマンに対する敵から説明しますね。
そもそもロマンというものは、時間的尺度からいうと長期的なもので
人生のミッションみたいなものです。

なので、そのミッションを達成するのに普通に邪魔になるものが
ロマンに対する敵です。

例えば、スポーツ選手としてファンの皆様に感動を与える選手になりたいという
ロマンがあったとします。
そうなると、選手にとって怪我はそのロマンを達成するための敵になります。
これが1番目のロマンに対する仮想敵です。

こう考えると、レターに登場させたとしても、自然な感じがしますよね?

で、2つ目のベネフィットに対する仮想敵。
そもそもベネフィットは時間的尺度から考えてみると短期的なものになります。

もっと具体的に言うと、良くテレビショッピングなどで

巻いているだけで、理想のくびれが

とかってありますよね?
あれは、時間的に短期の欲求に応えているので
ベネフィットになります。

ちょっと分かりづらいかもしれませんね。

もう一つ例に出すと、

1日の内の一食をこのジュースに変えるだけで
理想のボディーが手に入ります。

って言うやつです。

じゃあこれに対する仮想敵っていうのは何かというと
理想のボディーを手に入れるために邪魔するものって言ったら
例えば、長時間の勤務とか、エステに通うために必要なお金とかになります。
これがベネフィットに対する仮想敵です。

これをレターにすると例えば、、、

本来のあなたは20代と同じくらいの体型を保っていてもおかしくはありませんよね?
でも、毎日の長時間の仕事と子供にかかる教育費の方が優先で
その結果、今の様な自信の持てない体になってしまっているんですね?

それは、決してあなたのせいではありません。

 

こんな感じで登場させても自然じゃ無いですか?

では、最後に3つ目のただのアンチです。

これは、ただの相手企業や人の批判です。
これをやっていると、書き手の幼稚さが滲み出てきます。

そんな人の意見を聞きたくは無いですよね?

だから、ただのアンチはやらない方がいいです。

この仮想敵はものすごく読み手との絆が強く結ばれます。
なので、ぜひ使ってみてください。

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