今朝も恒例に朝ランに行ってきました。
神社の近くに行くと、この季節特有の香りがしてきたんです。
そうです。金木犀の香りです。
いつ頃ですかね、多分箱根で仕事をし始めた頃からこの金木犀の香りがとても好きになってきました。
でも、この金木犀は俺がずっと小さい頃からあったはずですが、子供の頃にいい香りがするっていう記憶が全くないんです。
そんなことを走りながら考えていました。
そもそも、いい香りとはなんなのでしょうか?
記憶との照らし合わせか?
だとすると、箱根以前の記憶は俺にはないということなんですかね?
いやいやそんな事は絶対にないんです。
あったはずです。
では、なぜ子供の頃にこんなにもいい香りを感じることができなかったのでしょうか?
成長が未発達だったからか?
それもないでしょう。何故なら、子供の頃の方が色々な器官は敏感だからです。
そう考えると、金木犀の香りを感じることよりも、もっと重要なことを学ぶために
あえて無視をさせていたのか。
実際、人間には匂いを感じるということは生きていく上でとても重要な神経系です。
脳神経の中でも1番目は嗅神経です。
何故なら、危険から個体を守るためです。
そう考えると、年を取っていくと鼻が悪くなってきますし、視力も悪くなってきます。
これは個体としてやはり衰えていっているというサインではないでしょうか?
感じることができなくなるということは悪いことなのか?
それとも感じれない幸せがあるのかもしれない。
認知症は、神様がくれたプレゼントなのかもしれません。
何故なら、死への恐怖がなくなるからです。
あなたにとって香りとはなんですか?
年を取ったっサインですか?これから来る季節への期待ですか?
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